*Firefox最新版をご利用のお客様へ* ページの背景画像が正しく表示されない場合、こちらをクリックお願いします。
2023/8/17
本物志向のネオ酒場で楽しむ「マルエフめし」
今回、“マルエフめし” を求めて訪れたのは、
ビール好きもフードマニアも納得、
世代を問わず人気のネオ酒場「WADACHI」。
「本物の味に触れてほしい」と語るオーナーが
生み出す料理とビールのマリアージュに乾杯。
2009年に同区のきっての繁華街・鍛冶町でカウンターのみのわずか9席という作りでスタートした「WADACHI」は、現在、人気の商業施設「ウオマチヒカリテラス」で営業。
「友人たちが家族をもったり子どもをもったりで環境が変わっていくなかで、みんなが集まれる場所を作りたいなって、この場所に移転しました」とオーナーの木村翔さん。
店名の「WADACHI」にも、人生や周囲の環境にまつわる想いが込められている。
「コブクロの『轍-わだち-』という曲が好きなんですが、生き方や人生の軌跡について歌っていて、そこに自分やお店の未来が重なるなって」
飲食店が決して充実しているとはいえないエリアで“ネオ酒場”という新たなジャンルを開拓するオーナーの意気込みが感じられる店名の由来に、思わず納得。
1600年の歴史をもつ豊前小倉(現・北九州市)の特産工芸品であり、立体的な仕様が特徴の小倉織を使ったカウンターなど、地域ならではの魅力が随所に感じられる内装は、遠方からのお客さんからの評判も◎。
地元のお店や業者とのコラボレーションにより提供するかき氷をはじめとしたスイーツも年齢や性別を問わず人気だ。
「お客さんには“映え”じゃなく、料理にしろ内装にしろ、本物の味を楽しんでほしい。だからこそ、地産のものにこだわったり、この地ならではの魅力を詰め込むようにしています」
ネオ酒場「WADACHI」の数あるフードメニューのラインナップのなかでも「マルエフめし」としてオーダーしたいのは──餃子。
「福岡の銘柄鶏・華味鳥(はなみどり)を使った一品です。うちは繁華街にあるお店なので、いつでも気にせず食べてもらえるようにと にんにくを抜いています。一般的に餃子に使うキャベツは絞って水分を抜くんですが、さっぱりしすぎないようにキャベツの絞り汁も具に混ぜ込んでジューシーさを出しています。基本的にはすべての地のものですね、素材は」
「ビール好きに楽しんでもらうために選んだのがマルエフです。注ぎ方でいろいろな風味が楽しめるし、通常のマルエフと黒生、アレンジ次第でたくさんのバリエーションが提供できる。お客さんに定番でありながら新しいビールの楽しみ方を提案できんじゃないかなって」と木村さん。
マルエフのファンは安心を、マルエフ初心者はビールの新たな魅力を感じられる──これぞ、“ネオ酒場”。
お客さんの好みによってスタンダード、二度注ぎ、グラスをクリーミーな泡で満たす「ミルコ」、マルエフに黒生の泡を注いだ「オーロラ」と、それとは反対に黒生のベースにマルエフの泡を追加した「サンセット」と、口にも目にも嬉しい注ぎ分けも魅力だ。
「ビールも料理も本物を味わってほしい」と語るオーナー・木村さんの、轍なき道の先にある未来に、さぁ、乾杯。
WADACHI
住所:福岡県北九州市小倉北区魚町3-1-6 ウオマチヒカリテラス3F
TEL:093-513-6660
営業時間:ランチ(フレンチトーストとかき氷のみ)12:00〜16:00、ディナー月〜木18:00〜23:00、金・土・祝前日18:00〜24:00、日・祝17:00〜22:00
定休日:水