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2022/4/18
歴戦の酒好きたちを虜にする「マルエフめし」
今回、“マルエフめし” を求めて訪れたのは、
東京・京成立石にある「二毛作」。
立石といえば、せんべろブームの中心であり、
ハシゴ酒を楽しむ歴戦の酒好きたちが集まるエリアだ。
そんな立石でおいしいおでんをいただきながらビールを飲む、
そんな幸せな過ごし方をご紹介したい。
立石では知らない人はいないというほど有名な「丸忠蒲鉾店」を実家に生まれ育った、オーナーの日高さん。現在は、200mほど離れた同じ立石で「二毛作」という居酒屋を営んでいる。
メインはもちろん、おでんだ。
「僕自身、小さい頃からずっと練り物に囲まれて育ったから、おでんの良さとかよく分からなかったんです(笑)。でも最近になってからかなぁ。おでんは1軒目にサクッと食べるのもいいし、何軒かハシゴしてきてからスッと立ち寄ってもおいしく食べられる。イヤなことがあった日に癒される、なんていうお客さんもいらっしゃるしね。じわじわ自分のなかでも、やっとおでんが好きになってきたんですよ」
二毛作のおでんを求めてやってくるのは地元の人だけに限らず、わざわざ立石まで足を運ぶ遠方のお客さんも多い。
「ありがたいですね。僕はラッキーだと思います。立石のせんべろブームもあったから、あまりお客さんに困った時期もないかな。だからこそ『もう一度行きたい』って思ってもらえるかどうかが大事だと思います。そんなお店、数えるほどしかないじゃないですか」
二毛作では、だいたい20〜30種類のおでんが常時用意されていて、定番のものから旬の食材を使ったものまで、選ぶとなるとつい悩んでしまうほどだ。
「一気に10個も食べられるものでもないので、2〜3品ずつ、ゆっくり楽しんでいただきたいなと思います。自然と次の1品が頼みたくなるような、体にやさしい味わいだと思います。基本的に化学調味料は使ってませんし、ぜひお好みで選んでください」
店内には、日本人のDNAに直接訴えかけてくるような「だしの香り」が広がる。そのやさしさを求めて、つい何度も足を運んでしまう。
やさしいおでんに合う生ビールということで、「二毛作」ではマルエフを楽しむことができる。しかも、通常の注ぎ方に加えて、さらにソフトな口あたりでまろやかな味わいが体験できる「マイルド注ぎ」もオリジナルでやっていて、飲み比べセットも提供している。
「新橋のビアライゼさん直伝の注ぎ方で、こっちの注ぎ方も和食に合うから好きっていうお客さんも多いですよ。そもそもマルエフ自体がとても飲みやすいし、料理との相性がいいビールだと思うんです。味わいが穏やかだからおでんにも合うし、マルエフもついもう一杯って行きたくなるビールですよね。そういう意味では目指してる方向が似ているのかもしれませんね(笑)」
ちょっと疲れたとき。ちょっと癒されたいとき。 ちょっと優しい味わいが恋しいとき。
「二毛作」に足を運ぶと、ふっと心と体が復活して「また次に飲みにくるときまでがんばるか!」っていう気持ちになれるから不思議です。
二毛作
住所:東京都葛飾区立石1-14-4
TEL:03-3694-2039
営業時間:[火〜水]14:00〜21:00(L.O)、[土]12:00〜19:00(L.O)、[日]14:00〜20:00(L.O)
定休日:月曜日