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2022/4/18
おいしいビールを主役に立てる、これぞ「マルエフめし」
今回、“マルエフめし” を求めて訪れたのは、
京都・四条河原町にある「ビアレストラン ミュンヘン」。
その店名の通り、ミュンヘンのビアホールをイメージして作られたレトロモダンな店内は、
まるで映画やドラマの世界に飛び込んだような、
まさにビール好きが思い描く通りのビアホール。
昭和23年創業の老舗に、いざ。
京都の四条河原町で、ビジネスパーソンたちの仕事終わりの一杯から、桜のお花見のあとの宴会、ファミリーのディナーまで、幅広い間口で支えてきたのが「ビアレストラン ミュンヘン」だ。
今日はビールが飲みたい! そんなストレートな気持ちに応え続けて70年。ミュンヘンで飲む生ビールは、とにかくおいしい。1994年からこのホールを見守っている、店長の杉山さんに話を伺った。
「このお店は、そもそもマルエフからビールをはじめてますから。スーパードライの発売が87年だったと記憶してますが、そのずっと前からマルエフを提供しています。ミュンヘンのビールはおいしいね、と言っていただくこともありますが、それはマルエフのおいしさです。さっぱりしていてマイルドで、どこか懐かしいうちの料理やお店の雰囲気にも合うんですよね」
そんな昭和の面影を残すビアホールで頼みたいのが、ミュンヘン不動の人気No.1メニュー「名物 若鶏の唐揚」だ。毎日仕入れている国産ムネ肉を秘伝のレシピで仕込み、あっさりながらもどこか懐かしい味わい深さがある。
昨今の唐揚げブームをどこか「やりすぎ」な味わいとするならば、ミュンヘンの唐揚げはとてもシンプルで、あくまでもビールを主役にしてくれる。
「漬けダレにひと晩つけて、しっかり味をしみこませるのがポイントです。肉のさばき方は、一般的な唐揚げよりは大きく、しかし薄めにしています」
その理由は「火が通りやすいように」とのことだが、このちょうどいい厚みのおかげで、一緒に来店した人との会話を楽しみながら、はたまたビールを飲みながら、ついついパクついてしまう仕掛けになっている。この唐揚なら、子どもから女性まで幅広い世代に愛されるのも頷ける。
「うちの唐揚は、衣が薄めで下味も控えめにしています。だからこそ、マルエフとも合うと思いますよ」
2〜3個食べたら飽きてしまうような、胃がもたれてしまうような、大味の唐揚げとはそもそもの狙いがちがう。ミュンヘンのビールと唐揚げは、あくまでもお互いを引き立たせて、お客さんがその空間や時間を楽しんでもらうことを大切にしているのだろう。
「ビールの温度管理にはすごく気をつかっていますよ」という杉山さんの言葉通り、ビールは工場出荷から、あなたの口元に届くまでの温度管理が味わいの決め手になる。
「一般的には常温の樽からの急速水冷方式を採用しているお店が多いと思いますが、うちでは、ビールを注ぐサーバーも冷蔵庫で冷えた樽から直接注ぎ出す空冷式なので、お客様にご提供するまで10℃を超えることはありません」
その徹底したこだわりこそが、ミュンヘンにたくさんのビール好きな常連さんがついている証拠だろう。
さらにミュンヘンでは、マルエフの黒生がいただけるのも嬉しい。ぜひ立ち寄ったら飲み比べを体験してみてほしい
黒生の芳ばしい香りやまろやかなうまみと、どこか懐かしい唐揚の組み合わせが、これまた癖になる。
仕事をがんばった自分にご褒美したいとき。仲間と打ち上げしたいとき。
やっぱりビールが持つ乾杯の世界観は、たくさんの人をハッピーな気持ちにさせてくれる。「ミュンヘン」の懐の深さは、これまでもこれからも多くの人の癒しになるはずだ。
ビアレストラン ミュンヘン
住所:京都市中京区四条河原町上ル米屋町386
TEL:0120-06-3505/075-221-3917
営業時間:11:30〜23:00(L.O.22:20)/ ランチ16:00まで
定休日:なし