第3次中期経営計画の進捗

以下コメント参照下さい

第3次中期経営計画の進捗状況についてご説明します。

定性目標に対する進捗評価としては、「酒類事業のキャッシュフローの創出」では、収益構造改革で計画以上の成果をあげているものの、「グループ既存事業の成長」や「シナジー面」では、部分的な達成にとどまっております。一方「新規の事業投資」では、今年の案件も含めて一定の成果をあげることができたと認識しています。

しかしながら、事業別の定量目標では、ご覧のように、売上や利益目標を超過達成している事業もございますが、上段に記載している会計制度の変更などの特殊要因を除いても、トータルでは残念ながら中計目標には届かない見込みとなります。

現在、次期中期計画の策定準備を進めておりますが、先ずは今回の中計で、事業毎に何が達成できて、何が未達要因であったのか、また、経営方針と社員の思いに齟齬はなかったのか、といったことをきちんと見極めていく必要があります。
未曾有の世界的な経済危機のなか、先を見通すのは大変難しくなってきておりますが、そんな時であるからこそ、足元をしっかりと見つめ直し、固めておくべき基盤や強みを再整理することで、次代の飛躍に向けた準備を進めて行きたいと思います。