TOP
2007年 アサヒビール決算説明会
目 次
2007年の総括
2008年の事業方針
2008年 業績計画
ビール類 2007年販売実績
ビール類 2008年販売目標
ビール類 2008年ブランド戦略
総合酒類部門の実績と方針
マーケティングコストの効率化
飲料事業の総括と今後の方針
アサヒ飲料 2008年ブランド戦略
食品・薬品事業の総括と今後の方針
国際事業の総括と今後の方針
財務・キャッシュフロー戦略
裏表紙
以下コメント参照下さい
国際事業についてご説明します。
昨年は中国のビール事業では、杭州での新工場稼動や北京ビールの生産能力増強など、売上拡大に向けた事業基盤の強化を進めました。しかしながら、世界的な原材料の高騰や北京、杭州におけるナショナルブランドとの競争激化により、計画は未達となりました。
また、韓国の飲料事業である「ヘテ飲料」につきましては、売上の6割を占める果汁飲料において、想定を上回って原材料が高騰したことや、上位5社の激しいシェア争いに伴い、赤字幅が拡大する結果となりました。
本年は、赤字部門について収益構造の改革を最優先課題として取り組みます。
原材料価格高騰に対しては価格改定を推進し、また、販売戦略としては、無理な数量増は追わず、強みである高品質を武器にした中高級品へのシフトに取り組みます。更には、生産・物流部門の聖域なきコストダウンを断行することで、赤字部門の収益性改善を図っていきます。
その上で、アジア地域を中心に、新たなM&Aによる展開も含めて、国際事業における次の成長基盤の獲得に積極的に取り組んでいきたいと思います。