飲料事業の総括と今後の方針  

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2007年 アサヒビール決算説明会

目 次

2007年の総括

2008年の事業方針

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飲料事業の総括と今後の方針

以下コメント参照下さい
飲料事業についてご説明します。飲料事業の中核であるアサヒ飲料社につきましては、基幹3ブランドの磐石化を柱とした成長戦略と、ビールの茨城工場への生産機能の移管、自社工場でのペットラインの増設など、収益構造の改革を進めました。

その結果、三ツ矢が3000万箱を超えるビックブランドに成長するなど、トータルの販売数量は業界平均を大きく上回る8%増となり、計画を上回る成長を実現しております。

一方で、果汁などの原材料価格の高騰やブランド強化を目指した販促費を積極的に投入したことなどにより、残念ながら減益決算となりました。

本年は、カルピスとの提携による自販機チャネルの拡大に合わせ、缶コーヒーワンダの躍進を軸に、更なる成長戦略の実行を図ってまいります。また、構造改革面では引き続き想定される原材料価格の上昇に対応すべく、引き続きコスト競争力を高めていくと同時に、販売面での経費管理体制も強化します。

アサヒ飲料社は本年から完全子会社となる予定であり、そのことにより、グループ経営資源の活用や、グループ内外での連携などで自由度が増すことになります。

次世代の成長基盤として飲料事業の強化はグループの最優先課題であり、スピードを上げて飛躍的な成長を目指してまいります。