アサヒビール

2010年 アサヒビール 決算説明会

2011年の酒類事業の方針としては、本年も引き続き、重点ブランドを「スーパードライ」と「クリアアサヒ」とし、カテゴリーやジャンル毎の基幹ブランドの強化、育成を図り、持続的に利益を生み出すポートフォリオを構築していきます。

 

また、需要創造に繋がる商品開発、売り場提案、情報発信にも注力していきます。昨年、成熟市場におけるお客様の価値観や消費行動の変化に対応するために「コトモノ研究室」を新たに設置し、新しい顧客を創造するための商品開発も進めています。また、本年は会社の枠組みを超えた取り組みを本格的にスタートするため、酒類とソフトドリンクなど異なる価値を組み合わせ、新しいカテゴリーを創出する専任チームをマーケティング本部内に作りました。この両チームを中心として、新たな価値提案に取り組んでいきます。

 

本年の販売計画は下段の表の通りですが、マーケット全体では、猛暑の反動や他への流出リスクも鑑みて、トータルでは2~3%程度の縮小を想定しています。

 

一方、当社の販売計画は、トータル17,000万箱とし、ビールで安定的な市場地位の向上を図りつつ、新ジャンルでは3月の新商品投入も含めて大幅なシェアの拡大を目指します。

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