アサヒビール

2010年 アサヒビール 決算説明会

2010年のビール類の販売実績は、市場全体では、猛暑による若干の押し上げ効果があったものの、上半期の天候不順や輸入新ジャンルの増加などにより、大手5社の課税数量は前期比2.8%のマイナスとなりました。

 

但し、大手の課税数量に含まれない輸入新ジャンルやノンアルコール飲料の増加を勘案すれば、ビール類の総需要は、天候要因もあったものの、やや底打感も出てきたのではないかと感じております。

 

そうした中、当社は、発泡酒が前年の新商品の反動などでシェアを落としたものの、ビールでは「スーパードライ」の新たな広告展開や飲み方提案が徐々に浸透することで、夏以降は復調傾向が鮮明になりました。更に「クリアアサヒ」は、2年連続で2桁増の伸びを見せ、新ジャンルトータルでも業界平均を上回ることができました。

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