記載のように、2015年までの長期ビジョンを達成するために、資本・業務提携にも積極的に取り組んでいきます。
また長期ビジョン達成に向けて「本格的なグループ・グローバル経営」を推進するために、本年は7月より純粋持株会社に移行し、各事業の責任と権限を明確にし、専門性を高めてその収益基盤を強化していきます。
持株会社として、意思決定のスピードを挙げて、伸長かつ大胆に成長領域へ資源配分を行うと同時に、ホールディング化を単なる器の変更にせず、ひとつのきっかけとして、経営体制や人事制度、そして社内の業務プロセス等で思い切った改革に取り組んでいきます。
要は、ホールディング化したからといって業績が上がる訳ではないということを、しっかりと社内に理解をさせ、ホールディング化と各事業会社で新しい挑戦を開始することこそが重要であるということを全員に認識させて、ホールディング会社、新アサヒビール、そしてグループ各社の経営を強化していきます。