中国の「康師傅飲品社」につきましては、開示されている康師傅の飲料セグメントの第3四半期までの業績は、競合大手の攻勢に対して効果的なキャンペーンの実施などにより、お茶カテゴリーで大幅にシェアを拡大するなど、トータルの売上高は 前期比41%増加しております。
また利益面では、最優先課題であるシェア拡大に向けた販売コストの上昇や原材料のコストアップはありましたが、生産性向上などのコストダウンにも取り組んでおり、「事業利益」で28%の増益を果たしています。
加えて9月には、康師傅の親会社で、中国の食品や流通の最大手グループである「頂新」にも出資することで合意しました。
これにより、今後は中国において、飲料事業だけでなく、食品や流通の分野でも 最大手企業との提携を強化することが可能となります。現在9つのプロジェクトを立ち上げ具体的な検討に入っております。高付加価値食品や機能性食品を中心に、中国、台湾での事業基盤の拡大を進めていきます。