昨年の国際展開につきましては、これまでの国際事業は、トータルでは未だ収益貢献には至っておりませんでしたが、韓国のヘテ飲料社を売却したことで、本年はその赤字が解消し、また、もうひとつの赤字事業であった中国ビール事業は、青島ビールの受託生産によるビジネスモデルの変革により、本年の黒字化に目処が立ちました。
今後は、P&Nの買収によるオーストラリア飲料事業の基盤強化、頂新グループとの食品事業の強化といった、攻めのフェーズに経営を進めていきます。
また、スーパードライのグローバルブランド化への挑戦や国際ネットワークの更なる拡大を視野に入れながら、最適なエリアポートフォリオの構築を進めていきたいと思います。