株主還元とファイナンス

以下コメント参照下さい

最後に、株主還元とファイナンスについてご説明します。

株主還元につきましては、当社はこれまで着実な増配と自社株買いを行い、一定水準の株主還元を実行してきたと認識しております。

昨年は、資本提携や飲料社のＴＯＢで事業投資資金が嵩んだため、自社株買いは見送らせて頂きましたが、今後も連結配当性向２０％以上を前提に増配を目指すとともに、自社株買いも適宜実施し、総合的な株主還元の充実化を図っていきます。

尚、今年の５月には、ゼロクーポンのＣＢ７００億円を発行し、その資金で短期借入金を返済すると共に、上限を２００億円とする自社株買いの実施を発表し、既に１５０億円は実施済みです。

今回のＣＢの発行は、中長期的に金利上昇が予想されるなか、金利コストの最小化を目的としていると同時に、株式への転換を極力抑制できる様々な条項を付加した新しい仕組みとなっています。

低コストの資金を調達し、株主還元や次の事業投資に備えることで、企業価値の向上を図り、株主や投資家の皆様のご期待に応えていきたいと思います。

今後ともご支援をよろしくお願い致します。