TOP
長期ビジョン2015&中期経営計画2012
目次
『第3次中期経営計画』の総括
長期ビジョン2015及び中期経営計画2012の概要
今後の事業方針
国内酒類事業方針
酒類事業の収益構造改革
国内飲料事業方針
食品事業方針
国際酒類事業方針
国際飲料事業方針
コーポレートブランドステートメントの制定
裏表紙
以下コメント参照下さい
各事業の具体的な方針につきまして酒類事業からご説明致します。 2012年までのビール類の市場見込みとしては、今後も新ジャンルへのシフトが続くことを前提に、トータルでは09年比3〜4%程度の縮小を見込んでおります。 尚、市場見込みに関しましては、未確定である酒税改正については織り込んでおりません。国際的に見ても突出して高いビールの減税を期待はしておりますが、現時点では変わらないことを前提に計画を組んでおります。 こうした市場見込みを前提として、当社としては最大の強みであるスーパードライのブランド強化を継続すると同時に、急速な需要シフトに対応しきれていなかった新ジャンルでのブランド強化に経営資源を集中することで、トータルの市場地位の向上を目指します。 販売数量のガイドラインとしては、市場全体の微減傾向が続く中、最低でも現状水準を維持しつつ、酒類事業では更なる収益性の向上を優先課題として、グローバルでもトップ水準の利益率に高めることを目指します。 ビール類のマーケティングコストにつきましては、業務用コストなどの効率化を進める一方で、強いブランドの育成・強化には投資を拡大することで目標の達成を目指します。 総合酒類部門につきましては、トータルの売上高は微増を見込んでおりますが、各カテゴリー、各ジャンルにおいて、独自の価値や強みを持ったブランドの育成に注力すると共に、製造子会社を中心にコスト競争力を更に高めることで、収益性の向上を図っていきます。