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長期ビジョン2015&中期経営計画2012
目次
『第3次中期経営計画』の総括
長期ビジョン2015及び中期経営計画2012の概要
今後の事業方針
国内酒類事業方針
酒類事業の収益構造改革
国内飲料事業方針
食品事業方針
国際酒類事業方針
国際飲料事業方針
コーポレートブランドステートメントの制定
裏表紙
以下コメント参照下さい
今後取り組む酒類事業の収益構造改革をまとめてご説明します。 酒類事業の収益構造改革につきましては、第3次中期経営計画の3年間で計画を上回る約250億円の効率化を達成する見込みです。今後の3年間は更にその流れを加速し、冒頭申し上げたように、酒税抜きの営業利益率を18%以上にするため、限界利益率の向上と固定費の効率化を進めてまいります。 限界利益率につきましては、特に来年は麦芽やアルミを中心に、一定の市況下落メリットを享受できる見込みですが、再来年以降の市況については世界的な需要を鑑みると楽観視できない状況にあります。 そうした中、調達部門に関してはその手法の見直しや資材の軽量化、また、9月に新設したグループ調達部を中心に、グループ全体の最適な調達体制の見直しなどにより、原材料コストの低減を図ります。更に、総合酒類部門における製造子会社の間接コストの低減なども進めていきます。 固定費では、設備投資の抑制による減価償却費の圧縮やグループ全体で人的生産性の向上も図ります。加えて販売に関わるコストにつきましても、グループ営業体制の再構築や販促費の業務用コストなどの効率化も進めていきたいと思います。 こうした収益構造改革の取り組みにより、2012年までに250億から300億円程度の効率化を目指していきたいと思います。