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長期ビジョン2015&中期経営計画2012
目次
『第3次中期経営計画』の総括
長期ビジョン2015及び中期経営計画2012の概要
今後の事業方針
国内酒類事業方針
酒類事業の収益構造改革
国内飲料事業方針
食品事業方針
国際酒類事業方針
国際飲料事業方針
コーポレートブランドステートメントの制定
裏表紙
以下コメント参照下さい
国際部門につきまして、酒類事業からご説明します。 第3次中期経営計画でやり残した課題のひとつは、中国ビール事業の収益性改善となります。これまで中国ビール事業は、地域シェアが低い北京ビールの建て直しが最大の課題であったわけですが、ここ数年の競合大手による寡占化戦略により競争が激化し、煙台や杭州でも収益性が悪化する結果となりました。 そうした環境下、本年、既に10年来の信頼関係を築いてきた青島ビールと、念願であった資本業務提携を締結することが出来ました。 青島とは深圳は元より、昨年煙台での合弁をスタートし成果をあげておりましたが、青島本体との資本提携により、今後はより広範囲での業務提携が可能となります。 今中期経営計画では、既存中国事業の建て直しをはじめとして、青島ビール自体の成長を全面的にサポートするとともに、将来的にはアサヒブランドを青島ビールの製造拠点・販売網を活用して中国全土で展開することを目指していきたいと思います。 加えて、アジアNo.1プレミアムブランドを目指し、中国以外でもそれぞれの市場の有力なパートナーとの提携やライセンスなどを通じて、そのポジションを高めていきたいと思います。