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長期ビジョン2015&中期経営計画2012
目次
『第3次中期経営計画』の総括
長期ビジョン2015及び中期経営計画2012の概要
今後の事業方針
コーポレートブランドステートメントの制定
裏表紙
以下コメント参照下さい
第3次中期経営計画の総括からご説明します。 第3次中計の事業方針では、酒類事業において、収益構造改革も含め安定的かつ長期的なキャッシュフローの創出を図り、その上で、既存グループ事業の成長や新規の事業投資の継続により、グループの新たな成長軌道を確立することを目指してきました。 その成果と課題については、まず、最大の成果は、原材料が高騰する中、茨城工場のハイブリッド化など最適生産・物流体制の構築を図ると共に、広告販促費を中心とした固定費の効率化を実施したことにより、計画を大幅に上回る収益構造改革を実行できたことです。 更に、記載のように「シュウェップス・オーストラリア」の買収や「青島ビール」への出資により国際ネットワークを拡大すると共に、既存事業においても、「アサヒ飲料社」が業界平均を上回る成長を果たし、また、食品事業では「天野実業」との資本業務提携を行うなど、次世代の成長基盤を拡大することができました。 加えて、中国の「康師傅飲品社」につきましては、生産技術や品質管理、財務面などのサポートにより、引き続き飛躍的な成長を達成しております。 一方課題としては、酒類事業において、ビール類の販売計画が未達となるなど、景気低迷による新ジャンルへの需要シフトへの対応が十分ではなかったこと、また、グループでは、国内飲料と国際事業の営業利益計画が未達となるなど、トータルの定量目標が達成できなかったことがあげられます。