アサヒビール株式会社 2010年 アサヒビール第2四半期決算説明会  

TOP

2010年 アサヒビール第2四半期決算説明会

目次

2010年 第2四半期決算概要

今後の事業方針

裏表紙

一括ダウンロード

前のページへ 次のページへ

2010年 第2四半期の総括
以下コメント参照下さい

<第2四半期の総括についての解説>

 先ず酒類事業の成果としては、想定以上にビール類の販売が低迷するなかで、原材料コストの低減や販促費を中心に固定費の効率化を推進したことにより、ほぼ計画ラインの増益を達成することができました。

 また、販売面ではトータルでは計画に届かなかったものの、スーパードライの潜在需要の喚起を目指した広告展開や新たな飲み方提案などの販促策が徐々に浸透し、ビールの販売モメンタムが回復してきていることが挙げられます。

 飲料事業では、アサヒ飲料社が、販売が低迷するなかで追加の収益構造改革などにより増益を確保したことや、ハウス食品から「六甲のおいしい水」ブランドと生産設備を買収したことにより、ミネラルウォーターカテゴリーの成長基盤を強化することができました。

 また、食品事業では、各社の中核ブランドの持続的な成長に加えて、計画を上回る効率化により大幅な増益を達成しております。

 さらに、国際事業においては、中国の連結子会社の赤字縮小やシュウェップスオーストラリアの業績が上乗せとなったことにより、連結業績の増益に寄与しております。加えて、持分法適用会社である「康師傅飲品社」と「青島ビール」が引き続き好調に推移していることで、持分法投資利益は計画以上の増益となりました。

 一方課題としては、拡大が続く新ジャンルマーケットにおける市場地位が、計画通り向上していないことや、韓国飲料事業の業績低迷といったことがあげられます。