二日酔いの主な症状と原因
二日酔いの原因はひとえに飲みすぎです。翌日の朝までアルコールが残ってしまうほど、肝臓の分解能力以上に飲んでしまうことが原因です。代表的な症状に頭痛がありますが、他にも、アルコールによって胃の粘膜が荒れるため、胃痛、胸焼け、吐き気などの症状をもよおす場合もあります。
悪酔いは、『チャンポン』のせいではない
一晩のうちにさまざまな種類のお酒を飲むことは、よく『お酒のチャンポン』などと呼ばれ、「悪酔いしやすい」ものといわれますが、これは正しくありません。
お酒の種類を変えると、味が変わって飲みやすくなったり、飲んだ量がわからなくなるので、気付かぬうちに酒量が増えてしまうことが原因。つまり、悪酔いは、単純に飲みすぎによるものです。
二日酔いを防ぐ方法
お酒を楽しく飲んで、さらに翌朝二日酔いで後悔しないためには、以下のような対策が有効です。
- 空腹でお酒を飲まない
空腹時の飲酒は、胃が荒れ、酔いも早く回ってしまいます。お酒を飲む前には、何か食べるようにしましょう。 - 食べながら飲む
お酒のペースを落とすためにも、食べながら飲むことが大切。おつまみには、枝豆や豆腐などがオススメ。どちらにも、アルコールの分解能力を高める成分が含まれています。フライ物や油の多いものは避けましょう。 - 強いお酒は薄めて飲む
ウイスキーや焼酎など、アルコール度数の高いお酒は、酔いが回りやすく、肝臓への負担も高まります。水などで薄めて、ゆっくりしたペースでお酒を楽しみましょう。
二日酔いも飲酒運転になる
二日酔いに過ぎないから車を運転しても問題ない、という考えはやめましょう。
呼気中のアルコール濃度が0.15mg/リットル以上なら、「酒気帯び運転」になりますし、二日酔いの状態では正常な運転は困難です。二日酔いでは絶対に運転はしないでください。