![アルコールを代謝する、とっても大切な肝臓のシステム お酒を飲みすぎると肝臓が悪くなるって聞いたことがあるけど、お酒と肝臓ってどんな関係があるの?肝臓は身体に入ったアルコールを代謝する、重要な役割を持っているのですよ](/csr/tekisei/health/images/health_4-1.png)
体内でのアルコールの変化
口から入ったアルコールは胃から20%、小腸から80%が吸収され、その大部分が肝臓で処理されます。
肝臓内では、まず、ADH(アルコール脱水素酵素)やMEOS(ミクロゾームエタノール酸化系)により分解され、悪酔いや頭痛、動悸の原因ともなるアセトアルデヒドになります。さらに、肝臓内のALDH(アルデヒド脱水素酵素)により、酢酸へと分解されます。この酢酸は血液により全身へめぐり、水と二酸化炭素に分解され、汗や尿、呼気中に含まれて外へ排出されます。
肝臓の働きと、アルコールの影響
![大切な肝臓のためにも「適量」が重要なんですね そうです。肝臓は「沈黙の臓器」というくらい、多少のダメージは気づきにくいものです。肝臓が悲鳴をあげないように、適量飲酒を心がけてください](/csr/tekisei/common/images/loading.gif)