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長期ビジョン2015&中期経営計画2012
目次
『第3次中期経営計画』の総括
長期ビジョン2015及び中期経営計画2012の概要
長期ビジョン策定の背景
長期ビジョン2015
中期経営計画2012
財務・キャッシュフロー方針
資本業務提携の方向性
今後の事業方針
コーポレートブランドステートメントの制定
裏表紙
以下コメント参照下さい
長期ビジョン達成に向けた2012年までの中期経営計画をご説明します。 2012年までの3ヵ年の中期経営計画では、既存事業の収益性の向上を最優先課題として取り組んでいきたいと思います。 売上高では、成熟化している国内酒類事業での成長は前提とせずに、グループの各事業で着実な売上拡大を目指すことにより、トータルでは年平均2%程度の成長を見込んでおります。 既存事業の利益目標につきましては、営業利益率で8%程度を目指します。内訳としては、最も利益率の高い酒類事業では10%以上を達成し、酒税を除いたベースでは18%と、世界の酒類メーカートップレベルの収益性を目指します。 飲料や食品、国際事業では、現状の収益性は満足できる水準ではありませんが、 2012年には各事業で5%以上の営業利益率を達成したいと考えております。 尚、各事業の営業利益率の目標は、国際会計基準の導入を踏まえ、のれん等の償却費は除いたベースで設定しております。 次に、持分法投資利益ですが、これまでの当社の持分利益は、その殆どが康師傅飲品社の貢献によるものでしたが、今後は青島ビールの持分も加わってまいります。両社とも業績予想を開示していないため、個別の目標は開示できませんが、両社併せた持分法利益は年平均で15%以上の成長を目指したいと思います。 これにより、2012年の当期純利益は650億円となり、同様にのれん等の償却費約100億円を除きますと、750億円となる見込みです。