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長期ビジョン2015&中期経営計画2012
目次
『第3次中期経営計画』の総括
長期ビジョン2015及び中期経営計画2012の概要
長期ビジョン策定の背景
長期ビジョン2015
中期経営計画2012
財務・キャッシュフロー方針
資本業務提携の方向性
今後の事業方針
コーポレートブランドステートメントの制定
裏表紙
以下コメント参照下さい
具体的な2015年までの長期ビジョンをご説明します。 先ずは、事業ドメインと2015年のあるべき姿として「自然のめぐみを、食の感動へ。「世界品質」で信頼される企業を目指す。」というビジョンを掲げました。これまでは事業ドメインを「食と健康」といった比較的広い範囲で設定しておりましたが、今後は「自然由来の素材を活かしたものづくり力」を我々の強みとして、より高いレベルでのお客様満足を追求するという形で再定義いたしました。 また、「世界品質」とは、製品の品質はもちろんですが、経営や人材などの企業品質も世界で通用するレベルにまで高め、更に、それぞれの地域に合わせたきめ細かい現地化ができる能力を持った企業集団でありたい、という思いを込めております。 また、定量的な目標としては、売上高で2兆から2.5兆円を達成し、グローバルな食品企業のトップ10レベルの事業規模を目指したいと思います。既存事業の安定的な成長に加えて、国内外でのパートナーシップを強化し、海外事業の構成比も 2割〜3割程度にまで高めていきたいと思います。 勿論、単なる規模の追求だけでなく、収益性の面では、売上高EBITDA比率で12%以上を目指します。既に高い収益性を持つ国内酒類事業の更なる向上に加えて、新規の事業投資でも10%以上を目指していきます。 尚、収益性の目標にEBITDAを使っているのは、先にも触れましたように国際会計基準の導入を控えていることや、収益性はこれまで以上に国際比較が可能なキャッシュフローベースを重視する、という意味で用いております。