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2009年 アサヒビール決算説明会
目次
2009年の決算概要
2009年 決算概要
2009年の総括
中期経営計画
2010年の事業方針
裏表紙
以下コメント参照下さい
昨年の連結決算の概要をご説明します。 売上高につきましては、アサヒビールの減収がございましたが、主に昨年下期から連結した天野実業や本年4月から連結したシュウェップス社の売上が上乗せとなり、トータルでは前期比97億円増収の1兆4,725億円となりました。 営業利益は、飲料、食品・薬品事業の増益に加えて、主にシュウェップス社の新規連結により国際事業の赤字幅が縮小したものの、先程ご説明したビール社単体の減益や買収一時費用を含むのれん代等の増加などにより、前期比117億円減益の828億円となりました。 営業外損益につきましては、昨年4月に株式を取得した青島ビールの配当金などにより金融収支が15億円改善し、また、その他収支が外貨建ての貸付金に対する為替差益や、棚卸資産売却廃棄損が本年より原価での計上に変更になったことにより、49億円の改善となりました。その結果、営業利益の減益幅が縮小し、経常利益は前期比59億円減益の905億円となりました。 尚、主に康師傅飲品社の業績が反映されている持分法投資損益が6億円減少しておりますが、こちらは主に為替の影響と期中、株式の一部売却により持分比率が低下したことによるもので、現地通貨ベースでは好調に推移しており、計画比では7億円の増加となっております。 特別損益につきましては、ビール社の生産体制の最適化を目指した設備の除却など「固定資産売却除却損」が増加したことや、主に海外の生産設備などの減損損失が増加いたしましたが、一方で、康師傅飲品社株式の一部売却などにより、売却益が161億円発生したことにより、税引き前利益は51億円増加し、その結果、当期純利益は、前期比26億円増益の476億円と、9期連続で過去最高となりました。