のん（N）

「秋の夜長は、旬の料理とお酒を存分に楽しみたいね。」

つー（T）

「中秋の名月−十五夜をはじめ、十三夜に十日夜と、秋は月を愛でるタイミングがいくつかあるしね。」

N

「月見酒ねー！たとえ月は見えなくても月はそこにあるのだから… 見えない月に想いを馳せて呑むのも良し」

T

「ということで、今日は“丸いもの”をおつまみに用意してみましたよ。まさに、日本人お得意の「見立て」ですな。」

N

「確かに！カリッと焼いたタコヤキの焦げ目は月の表面っぽく見えるし…なんと風流☆」

T

「まん丸里芋コロッケに、ホットケーキミックスをまん丸に焼いて洋酒を染みらせたサヴァランもどきのデザートもどうぞ♪」

N

「前菜からデザートまで、まん丸フルコース！」

T

「さてさて、お酒の中には丸い氷のお月様です。」

N

「丸氷がロックに良いのは見た目の美しさもあるけど、融けにくいからなのよねー。」

T

「こちらは丸氷専用製氷皿で緑茶を凍らせてみたよ、よりお月様っぽいでしょ（笑） 焼酎ロックによく合いますよ。コーヒーの丸氷も焼酎に合うよね。あとパインやオレンジジュースだともっとお月様っぽい？ワインと合わせるとサングリア風に〜♪」

N

「へえ〜、何か楽しそうだね!! いろんな丸氷を作って好きなお酒に浮かべるのって何か新しい！！」

T

「透明な丸氷にはスダチのスライスとか食用菊の花びらとか閉じ込めても、さらに風流かもっ!?美味しい旬の物を肴に酒を飲み、月を愛でる…これぞ日本の秋っ!!」

N

「これはもう、月に感謝だよね」