こんなに多い!飲酒運転の取締り件数
飲酒運転などの悪質・危険な運転の撲滅、飲酒事故の防止などを目的として、直近では平成19年、平成21年と段階的に道路交通法が改正され、飲酒運転に対する罰則が強化されました。 この法改正により、飲酒運転で取締りを受ける件数は減少しています。しかし、飲酒運転は後を絶っていないのが現状です。
飲酒運転取締り件数
“酔いの自覚がない”ドライバーが飲酒運転事故を起こす
飲酒運転による交通事故も、前述の道路交通法改正により年々減少しています。 しかし、事故を起こすドライバーのほとんどが、「酒気帯び」「酒気帯び基準以下・検知不能」の状態であることは変わりません。つまり、ドライバーが「酔いの自覚がない状態」で事故を起こすケースが、相変わらず多いといえます。
飲酒運転による交通事故の件数
飲酒運転による交通死亡事故の件数
酒酔い運転は運転能力を低下させ、重大な事故の原因に
お酒の酔いは、本人が思っている以上に身体に影響を与えます。中枢神経がマヒして、運動能力や理性、自制心が低下、視野が狭くなったり、集中力の低下や平衡感覚が鈍くなったりします。車の運転には非常に危険です。個人差はありますがコップ一杯程度のビールでも、スピードや正確さが求められる動作に影響が現れるという報告もあります。一口でもお酒を飲んだら、運転は絶対にやめましょう。
飲みすぎた翌朝の運転も、酒酔い運転になる可能性あり。ご注意を!
体重60〜70kgの人がビール中びん1本(500ml)を飲んだ場合、アルコールが体内から消えるまで約4時間※かかるといわれています。夜遅くまで多めに飲んだ翌朝は、まだ体内にアルコールが残っている可能性があるため車の運転はやめましょう。
※アルコールの消失時間には個人差があります。
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