*Firefox最新版をご利用のお客様へ* ページの背景画像が正しく表示されない場合、こちらをクリックお願いします。

 
特集 MONTHLY SPECIAL ISSUE
  • 最新号はこちら

「ニッカ・パーフェクト・サーヴ2013」 決勝レポート!! NIKKA PERFECT SERVE 2013 @ Munich, Germany 2013年末、第4回目となる「ニッカ・パーフェクト・サーヴ」がドイツ・ミュンヘンの「シューマンズ・バー」で開催された。2014年1月から欧州で発売される「ニッカ カフェモルト」もお目見え。ファイナルに集結したトップバーテンダーたちの競演をお届けしよう。

今年はドイツ・ミュンヘンの「シューマンズ・バー」で開催

●今年はドイツ・ミュンヘンにて。

2013年11月18日、「ニッカ・パーフェクト・サーヴ2013」のファイナルがドイツ・ミュンヘンで開催された。欧州各国の予選を勝ち抜いた猛者が集まり、技とサービスを競うニッカウヰスキー主催のバーテンダーコンテスト。決戦の舞台となったのは『シューマンズ・バーブック』の著者としても知られる有名バーテンダー、チャールズ・シューマン氏のバーだ。

同氏はジャッジとしても名を連ね、現役バーテンダーという立場から審査を行う。続く2名のジャッジは、ミュンヘンでウイスキー&スピリッツの展示会「ファイネスト・スピリッツ」を主催するフランク=ミヒャエル・ベーア氏、そしてニッカウヰスキー海外担当のアサヒグループホールディングス国際部門、楫恵美子。三者三様、異なる視点からのジャッジを下す。

今回のコンテストのキーとなったのは、2014年1月からヨーロッパで新発売される「ニッカ カフェモルト」。この日初めて口にする味や香りを、どうサーヴするのか。欧州トップバーテンダー10名。各国の代表でもある彼らの底力が問われる。

オールド・ファッションドをつくるテクニカルテスト

●十人十色のオールド・ファッションド!

コンテスト開始前、まずは新商品の「ニッカ カフェモルト」が初めて披露され、参加者全員でテイスティング。その後間髪を置かずに第1ラウンドの「テクニカルテスト」がはじまった。課題はなんとたった今試飲したばかりの「ニッカ カフェモルト」を使ってパーフェクトなオールド・ファッションドをつくること。いきなりのサプライズに参加者は動揺しながらも、予め用意されたさまざまな甘味料、ビターズ、柑橘類やチェリーといった副材料を吟味し、20分の制限時間内で自分の理想のレシピをつくりあげる。

ここではでき上がったカクテルの味だけが審査の対象となる。シンプルなカクテルだからこそ、すべての素材のバランスが重要。当然ながら、ベースとなる「ニッカ カフェモルト」の特徴を活かした味わいに仕上がっているか、という点が重視された。

氷ひとつとっても大きさや溶け具合で味が変化する。慎重になるあまりステアに時間をかけすぎて味がぼやけてしまった作品や、数種類のビターズを使ったり、フランベしたチェリーを加えたりと、複雑になりすぎて「ニッカ カフェモルト」が持つフルーティーさやなめらかなテクスチャーを活かしきれなかった作品もあったようだ。

飛び入りでジャッジのシューマン氏が参加

●飛び入りでジャッジのシューマン氏が参加!

「これじゃまるでマンハッタンだよ」。審査を終えた後、率直な感想をもらしたのはシューマン氏。「オールド・ファッションドの主役はウイスキー。そのウイスキーの味を活かさなきゃ。シンプル・イズ・ザ・ベストだろ」と、カウンターの中に入り、みんなの前で自身のオールド・ファッションドをつくり始めた。

「ニッカ カフェモルト」に、オレンジを半分にカットして絞り、ほんの少しビターズを加えるだけ。所要時間約1分。フレッシュなオレンジの爽やかさが、ウイスキーの香りと甘さをひきたて、口のなかに華やかな味わいが広がる1杯。他の2名のジャッジからは感嘆の声が漏れる。さあ、現役王者の座に君臨するシューマン氏をうならせるファイナリストは現れるのか!?

※商品のデザインは撮影当時のものです

チャールズ・シューマン氏

チャールズ・シューマン氏

フランク=ミヒャエル・ベーア氏

フランク=ミヒャエル・ベーア氏

ニッカ カフェモルト

「テクニカルテスト」の課題 各ファイナリストのオールド・ファッションド

「テクニカルテスト」の課題
各ファイナリストのオールド・ファッションド

Page 1 Page 2
ページTOPへ