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ニッカ・パーフェクト・サーヴ、 優勝者のバーを直撃! La Conserverie in Paris

感度の高いパリっ子たちが集まる話題のバー「ラ・コンセルヴリー」。 そんな店で、日本のニッカウヰスキーはどのようにサーヴされ、 またゲストたちからはどういった反応があるのだろう?

バー「ラ・コンセルヴリー」のチーフバーマンを勤めるジョセフ・アカヴァン氏

MONTHLY SPECIAL ISSUE 2

●ニッカはもはやパリでは定番!

木曜日から土曜日の夜にDJが入る「ラ・コンセルヴリー」は、30〜35歳がメインターゲットだ。良質なモノを知り、金銭的にも余裕のある世代、しかも若い好奇心にもあふれている。

「2、3年前までは、お客さまにニッカのウイスキーをおすすめすると、まず大きな驚きの反応がありました。日本産のウイスキーが存在することを、フランスの人々は知らなかったのです。それが1年ほど前から状況ががらりとかわり、ほとんどのお客さまがニッカという銘柄を知った上でオーダーするようになりました」

パリにおける昨今のジャパニーズ・ウイスキー・ブームは、実際の消費者レベルで根付いているということだ。とはいえ、聞いたことはあるがまだ試したことはないというゲストも、まだまだ存在する。そんなときアカヴァン氏は、コニサーグラスにウイスキーをストレートでサーヴし、試飲させることを惜しまない。

「なにがどう違うか、言葉で表現することはできなくても、今まで味わったウイスキーとは違う、と皆さん感じるようです。その経験がきっかけとなり、その後ニッカを注文するようになるケースが多いですね」

数あるニッカウヰスキーのラインアップから、同店が置いているのは「フロム・ザ・バレル」、「余市10年」、「竹鶴21年」の3本。その理由を聞いてみた。

「フロム・ザ・バレルは、“ザ・ニッカ”でしょう。パリにおけるニッカウヰスキーの象徴ですから、これはマストアイテムです 。余市10年は、複雑さがほどよく、かつ値段が手頃であることから、これに決めました。あまりにも複雑すぎたり、値段が高すぎたりすると、ウイスキーを知りたいと願うお客さまにおすすめする際、ブレーキになりかねません。
竹鶴21年は、そこからさらに先へと望まれるお客さまにふさわしい1本です。木の香り、深み、なにをとっても最高級です」

さすがはニッカ・パーフェクト・サーヴの優勝者、各ラインアップの魅力を的確に把握している。そんな彼がおすすめするニッカウヰスキーの飲み方は、余市10年で作るクラシックカクテル、オールドファッションだ。

「余市10年のバランスの良さが、特に気に入っています。ウイスキーカクテルの定番をこれで作ると、その魅力がよくわかります 」

現在、彼の店でニッカを注文するゲストの95%が、ストレートで飲むことを選んでいる。ウイスキーそのものの個性を、ピュアに味わうことが今の段階。その次の段階に、カクテルや水割りといった楽しみ方が待っているのだろう。ともあれ、自らニッカファンを名乗るバーマンが、パリにおけるニッカウヰスキーの流行を支えていることは間違いない。今後の展開が気になるところだ。

●データ
LA CONSERVERIE
37 bis, rue du Sentier, 75002 Paris
Tél. +33(0)1 40 26 14
http://www.laconserveriebar.com/

フロム・ザ・バレル

余市10年

余市10年でつくったオールドファッション

余市10年でつくった
オールドファッション

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