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「イル・ド・レ」はコニャック地方に属している大西洋に浮かぶ小さな島ですが、政治家や映画俳優、企業の経営者などがバケーションに訪れ、ハイクオリティなライフスタイルの人が過ごしている島、というイメージがあります。肥沃な土地のせいか名産品も多く、AOC指定のポテト、そして牡蠣、天然塩が有名です。 この島で育ったブドウは海からのミネラルの影響を受けていますし、潮風混じりの空気の中で熟成されるため、同じコニャック地区とはいえ、エレガンスやボルドリーとまったく違ったテイストになります。ぜひ試していただいて、皆様にそれぞれの違いを楽しんでいただきたいものです。 歴史あるブランドならではの「懐の深さ」がカミュの魅力。では、これからの日本での、世界でのカミュのあり方はどうなっていくのだろうか。 日本の消費者の方々はブランド、製品に関しての知識がハイレベルです。高品質のプレミア製品を常に求めているので、「ボルドリーXO」や「イル・ド・レ」のよさをわかってくれる方々もたくさんいると考えています。これからもっとカミュのいろんな側面を楽しんでいただきたいですね。 カミュは世界中で売られていながらも、マスマーケットではなく、ハイエンドユーザーに特化しており、少々変わった位置にいます。我々の哲学として、革新性といいますか、ひとつのものの見方にとらわれず、ひと味違ったコニャックを作るといった姿勢が貫かれています。 ブランドの伝統や信念といった、基本的なことを変えずに次世代に渡していくのが私の役目ですが、さらにいいものにして渡せるように、ちょっとした手法や細かい部分を手直ししていく。市場と時勢と対話して、カミュの考え方を広めていく、というのがいつの時代も当主に託された使命です。 伝統的な変わらぬ味、伝統を覆す新しいテイスト。思いがけなくも多彩なコニャックワールド。その奥深さを、思い込みやイメージで敬遠するのは、やはりもったいない。折しもこれからの季節は、コニャックの魅力を再確認するのに最適。秋の夜長は親しい友とコニャック片手に語り合ってみたい。
肥沃な島で育ったブドウから作られる「イル・ド・レ」のラインアップは3種類。それぞれ異なった熟成方法、期間、ブレンドで、多様性のある味が楽しめる。
繊細なオークの口当たりのよさに加え、すっきりさわやかなヨードの香りと塩味がほのかに漂う。
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長期熟成が生みだす芳醇な香りと味わい。後味にヨードと塩の余韻が長く続き、深い満足感を得られる。