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環境データブック

環境データブック

環境目標・実績

目標達成:
目標達成80%以上:
目標達成80%未満:
項目 2022年目標 2022年実績 評価 2023年目標
1.環境マネジメント ISO14001
グループ統合認証の定期審査受審、認証継続完了
ISO14001
グループ統合認証の定期審査受審、認証継続完了
  ISO14001
グループ統合認証継続完了
2.省エネルギー・温室効果ガスの削減 生産拠点:
・燃料+電力原単位
1.703 GJ/kl
・CO2削減量 8,798 t 削減
生産拠点:
・燃料+電力原単位
1.703 GJ/kl
・CO2削減量 19,419 t 削減
  生産拠点:
・燃料+電力原単位
1.817 GJ/kl
・CO2削減量 1,329 t 削減
営業拠点:
・電力使用量 前年比 22.5%削減
営業拠点:
・電力使用量 前年比 24.4%削減
 
原材料Scope3CO2排出量 80 t-CO2 削減 原材料Scope3CO2排出量 320 t-CO2 削減 原材料Scope3CO2排出量 320 t-CO2 削減
3.水使用量の削減 生産拠点:
・水使用原単位
4.65 m3/kl
生産拠点:
・水使用原単位
4.50 m3/kl
  生産拠点:
・水使用原単位
4.63 m3/kl
4.廃棄物の削減・再資源化 生産拠点:
・副産物・廃棄物再資源化100%継続
生産拠点:
・副産物・廃棄物再資源化100%継続
  生産拠点:
・副産物・廃棄物再資源化100%継続
営業拠点(本社)
販促品在庫の適正化 前年末比(12月末比)3 % 削減
営業拠点(本社)
販促品在庫の適正化 前年末比(12月末比)46 % 削減
5.生物多様性の保全 森林保全活動の推進
・ビール工場 水源地の森林保全活動 他
森林保全活動の推進
・ビール工場 水源地の森林保全活動
  森林保全活動の推進
・ビール工場 水源地の森林保全活動 他
6.環境配慮の取り組み 温室効果ガスScope1+2の第三者検証 温室効果ガスScope1+2の第三者検証完了、及び保証声明書受領   温室効果ガスScope1+2の第三者検証
化石燃料由来のプラスチック使用重量 91.5 t 削減 化石燃料由来のプラスチック使用重量 115.4 t 削減 化石燃料由来のプラスチック使用重量 139 t 削減
モーダルシフトの推進
・500km超のモーダルシフト比率 年間平均 37 %以上
モーダルシフトの推進
・500km超のモーダルシフト比率 年間平均 42.8 %
モーダルシフトの推進
・500km超のモーダルシフト比率 年間平均 38 %以上
7.環境コミュニケーション Webサイトにおける環境情報の開示
社内外への環境教育の実施
Webサイトにおける環境情報の開示
社内外への環境教育の実施
  Webサイトにおける環境情報の開示
社内外への環境教育の実施

マテリアルバランス

アサヒビールは、「自然の恵みを明日へ」つなぐ企業として、事業活動に伴い発生する環境負荷を正しく把握し、その削減活動を進めるために、原料・資材・資源の投入から生産・物流、さらにお客様が商品を消費・廃棄するまでのバリューチェーン全体における各段階で、どのくらいの資源・エネルギーを使用し、どのような環境負荷が発生しているのかについて、データを集計・分析しています。
ビール類の生産に伴い発生する副産物・廃棄物については、すでに再資源化100%を達成しています。エネルギーの効率的な使用などによるCO2排出量の削減、水資源の有効利用、容器・資源の回収についても、引き続いて積極的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。

2022年度マテリアルバランスの概要

2022年度マテリアルバランスの概要 2022年度マテリアルバランスの概要

環境会計

集計範囲:アサヒビール株式会社
対象期間:2022年1月1日〜2022年12月31日
単位:百万円

環境保全コスト
分類 主な取り組み内容 投資額 費用額
【1】 活動により事業エリア内で生じる環境負荷を抑制するための環境保全コスト
(事業エリア内コスト)
679 5,009
内訳 (1)公害防止コスト 大気汚染、水質汚濁防止活動
公害防止設備の保守・点検
大気・水質などの分析・測定
84 1,695
(2)地球環境保全コスト オゾン層破壊防止の取り組み(ノンフロン化)
省エネルギー活動
445 1,120
(3)資源循環コスト 工場廃棄物再資源化の取り組み
リサイクル推進活動
廃棄物処理設備の導入
150 2,194
【2】 生産・サービス活動に伴って上流又は下流で生じる環境負荷を抑制するためのコスト
(上・下流コスト)
リサイクル推進・支援活動(容器包装再商品化委託料など)
グリーン電力証書、geマーク
375
【3】 管理活動における環境保全コスト
(管理活動コスト)
ISO14001
環境監査の実施
環境教育の実施
372
【4】 研究開発活動における環境保全コスト
(研究開発コスト)
研究開発センター、工場での環境関連研究開発 109 531
【5】 社会活動における環境保全コスト
(社会活動コスト)
全社環境美化活動
公害賦課金
環境保護団体等への寄付、広告
445
【6】 環境損傷に対応するコスト
(環境損傷コスト)
合計値 788 6,732
項目 内容等 金額
当該期間の設備投資の総額 生産設備の拡充、品質改善および合理化のための投資等 11,648
当該期間の研究開発費の総額 新製品開発、新技術の研究開発 2,667
環境保全効果
効果の内容 環境負荷指標 前年度 当年度
【1】 事業場エリア内で生じる環境保全効果(事業場エリア内効果)
内訳 法規制の順守 ・・・a a.[公害規制値]
Web編公害規制値参照
温室効果ガスの排出抑制 ・・・b
※ビール類製造に係るデータ
b.[温室効果ガスの排出抑制]
CO2排出原単位(kg/kl)
85.6 82.9
省エネルギー ・・・c
※ビール類製造に係るデータ
c.[省エネルギー]
「燃料+電力」使用原単位(GJ/kl)
1.77 1.72
水使用原単位(m3/kl) 4.71 4.46
廃棄物の再資源化 ・・・d d.[廃棄物の再資源化]
工場発生廃棄物の再資源化量(千トン)
163 173
工場発生廃棄物の再資源化率(%) 100 100
【2】 上・下流で生じる環境保全効果
(上・下流効果)
包装容器の再資源化 ・・・e e.[包装容器の再資源化]
包装容器の再商品化義務量(千トン)
15.6 18.2
【3】 管理活動に伴う効果
ISO14001による環境負荷低減活動
【4】 研究開発活動に伴う効果
【5】 社会活動に伴う効果
各事業場での地域環境保全
【6】
環境保全対策に伴う経済効果
効果の内容 金額
廃棄物再資源化による有価物の売却収入総額 188
省エネルギー施策による費用削減額 108

CO2排出量の削減

CO2排出量・原単位の推移
(アサヒビール全体)

CO2排出量・原単位の推移(アサヒビール全体) CO2排出量・原単位の推移(アサヒビール全体)
  • ※アサヒビール全事業場におけるCO2排出量としています。(Scope1,2)
  • ※CO2排出量は、省エネ法及び温対法に準じて算定しています。
  • ※グリーン電力証書によるCO2削減貢献量を反映しています。グリーンエネルギーCO2削減相当量認証制度による。

CO2排出量・原単位の推移
(アサヒビール全工場)

1990年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
製造量 1,621千kl 2,036千kl 1,954千kl 1,672千kl 1,632千kl 1,725千kl
  • ※アサヒビール全工場のビール類製造に係るデータとしています。
  • ※化石燃料由来の燃料及び電力よりCO2排出量を算出しています。
  • ※燃料からのCO2排出量の計算式:CO2排出量(トン)=各種燃料購入量(GJ)×CO2排出係数(トン-CO2/GJ)
    (CO2排出係数については、地球温暖化対策の推進に関する法律施行令の排出係数を使用しています)
  • ※電力からのCO2排出量の計算式:CO2排出量(トン)=電力購入量(kWh)×CO2排出係数(トン-CO2/kWh)
    (CO2排出係数については、電気事業連合会による)(2016年以降は電気事業低炭素社会協議会の係数を使用。)

エネルギー使用量・原単位の推移
(アサヒビール全工場)

エネルギー使用量・原単位の推移(アサヒビール全工場) エネルギー使用量・原単位の推移(アサヒビール全工場)
  • ※アサヒビール全工場のビール類製造に係るデータとしています。
  • ※燃料からのエネルギー使用量の計算式:
  • ・都市ガス(Nms3)×11(Mcal/Nm3)×0.00418605(GJ/Mcal)
  • ・A重油(リットル)×0.86(kg/リットル)×10.8(Mcal/kg)×0.00418605(GJ/Mcal)
  • ・電力(kWh)×0.01025(GJ/kWh)

工場で導入を進めている設備

技術項目 効果の内容 導入工場
コ・ジェネレーションシステム 燃料(ガス)の燃焼により発電を行うと同時に、燃焼排ガスを利用して蒸気をつくることで、エネルギーを有効利用します。 ガスタービン式:福島工場、茨城工場、吹田工場、博多工場
ガスエンジン式:茨城工場、吹田工場
燃料転換 従来、燃料に重油などを使用していた工場で、燃料を天然ガスに転換することにより、CO2排出量を抑制します。当初から天然ガス利用も含む。 北海道工場、福島工場、茨城工場、名古屋工場、吹田工場、博多工場
嫌気性排水処理設備 排水中の有機物からメタンガスを取り出し、燃料として使用することで、熱や電力エネルギーの使用量、CO2排出量を削減します。 全工場に導入
煮沸排熱再利用システム(エジェクタ―) 煮沸工程で発生する蒸気を回収し、煮沸工程の熱源として再利用します。 福島工場、名古屋工場、吹田工場
高効率インバータターボ冷凍機 ビール製造の発酵・熟成工程の冷却用の高効率冷凍機を導入。また、低GWPの冷媒を採用し地球温暖化防止と省エネルギーに寄与しています。
※GWP:Global Warming Potential=地球温暖化係数
茨城工場、吹田工場、名古屋工場
CO2冷媒ブライン冷凍機 ビール発酵工程で発生する炭酸ガスの回収プロセスにおける液化工程にCO2冷媒ブライン冷凍機を導入。
自然冷媒採用による脱フロン化並びに冷凍効率改善により低炭素社会実現に寄与しています。
博多工場、茨城工場、名古屋工場
蒸気背圧利用 蒸気の減圧エネルギーを回収し、そのエネルギーを利用して冷凍機やエアーコンプレッサーを駆動します。 福島工場、茨城工場、名古屋工場、吹田工場、博多工場
氷蓄熱システム 昼間電力のピーク対応として夜間に蓄熱を行い、昼間の電力負荷平準化に寄与します。 北海道工場
メタンボイラー、コ・ジェネレーションシステム 嫌気性排水処理により発生するメタンガスをボイラーやコ・ジェネレーションシステムの熱源とします。 ・メタンガスボイラー:全工場導入
・コ・ジェネレーション:福島工場、茨城工場、吹田工場、博多工場
太陽光発電設備 太陽光エネルギーを電力に変換して利用し、CO2排出量を削減します。 名古屋工場、茨城工場、博多工場
 

設備導入による環境負荷低減フロー

設備導入による環境負荷低減フロー 設備導入による環境負荷低減フロー

環境に配慮した輸送

アサヒビールは、省エネルギー法 ※1 の定める特定荷主として、物流工程における総輸送距離の短縮を目指し、拠点間の輸送比率の低減や物流拠点の集約による直送比率の向上、また近年では同業他社との協業による共同輸配送やモーダルシフトなどを推進し、CO2排出量削減を目指しています。

※1 省エネルギー法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)
地球温暖化防止に関する京都議定書の発効を踏まえ、エネルギー使用の合理化を一層進めるため、エネルギー消費量の伸びの著しい運輸分野における措置などを内容とする。2005年8月公布、2006年4月施行。

輸送量・輸送距離の推移
対象:ビール類+ウイスキー+ワイン+その他酒類(焼酎、RTD他)

輸送量・輸送距離の推移(対象:ビール類+ウイスキー+ワイン+その他酒類(焼酎、低アルコール飲料他)) 輸送量・輸送距離の推移(対象:ビール類+ウイスキー+ワイン+その他酒類(焼酎、低アルコール飲料他))

輸送にともなうCO2排出量の推移
対象:ビール類+ウイスキー+ワイン+その他酒類(焼酎、RTD他)

輸送にともなうCO2排出量の推移(対象:ビール類+ウイスキー+ワイン+その他酒類(焼酎、低アルコール飲料他)) 輸送にともなうCO2排出量の推移(対象:ビール類+ウイスキー+ワイン+その他酒類(焼酎、低アルコール飲料他))

バリューチェーンにおける
環境配慮

アサヒビールは、原料調達から製造、流通、販売、消費、廃棄リサイクルに至るまでのバリューチェーン全体での温室効果ガス削減や製品のライフサイクル視点での取り組みを進めています。
温室効果ガス『スコープ3(Scope3)』について、「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(環境省・経済産業省発行)」に基づいて算定するとともに、国際的な基準であるISO14064-3に準拠した第三者検証を実施し、検証機関から保証書を取得しています。

バリューチェーンにおける温室効果ガス排出量『スコープ3』(Scope3)
算定・第三者検証

単位:トン-CO2

2019年『スコープ3』 2019年『スコープ3』 2020年『スコープ3』 2020年『スコープ3』 2021年『スコープ3』 2021年『スコープ3』 2022年『スコープ3』 2022年『スコープ3』

単位:トン-CO2

カテゴリ 2019年 2020年 2021年 2022年
Scope1+2 212,078 193,985 179,861 156,936
Scope3 2,128,661 1,915,765 1,893,790 1,893,605
@購入した製品サービス 1,653,575 1,510,654 1,479,446 1,511,159
A資本財 46,766 32,332 57,241 34,586
BScope1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 52,507 47,258 45,262 45,651
C輸送、配送(上流) 124,460 101,852 103,755 108,905
D事業から出る廃棄物 1,053 691 943 804
E出張 580 577 563 546
F雇用者の通勤 1,812 6,447 1,110 1,805
Gリース資産(上流) 対象外 対象外 対象外 対象外
H輸送、配送(下流) 88,546 76,733 83,108 86,774
I販売した製品の加工 対象外 対象外 対象外 対象外
J販売した製品の使用 149,715 129,776 0 別計上
K販売した製品の廃棄 9,647 9,446 9,311 8,954
Lリース資産(下流) 対象外 対象外 113,051 94,421
Mフランチャイズ 対象外 対象外 対象外 対象外
N投資 対象外 対象外 対象外 対象外
総排出量(Scope1,2,3) 2,340,739 2,109,750 2,073,651 2,050,541

廃棄物の削減・再資源化

副産物・廃棄物発生量・原単位の推移
(アサヒビール全工場)

副産物・廃棄物発生量・原単位の推移(アサヒビール全工場) 副産物・廃棄物発生量・原単位の推移(アサヒビール全工場)
  • ※ アサヒビールで製造しているビール類+低アルコール飲料+飲料の製造に係るデータとしています。

副産物・廃棄物発生量の内訳(2022年)

副産物・廃棄物発生量の内訳(2022年) >副産物・廃棄物発生量の内訳(2021年)
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
モルトフィード 175,734トン 148,471トン 118,856トン 115,475トン 120,468トン
汚泥・スクリーンかす 20,795トン 19,751トン 19,222トン 32,080トン 36,879トン
ガラス屑類 10,770トン 8,979トン 4,735トン 4,859トン 4,842トン
原料集塵芥 2,063トン 2,127トン 1,608トン 1,597トン 1,763トン
余剰酵母 1,989トン 1,871トン 1,466トン 1,407トン 1,744トン
段ボール・紙類 3,496トン 3,274トン 2,776トン 3,060トン 2,397トン
廃パレット 215トン 229トン 218トン 210トン 11トン
ラベル粕 518トン 468トン 251トン 150トン 207トン
廃棄プラスチック函 154トン 78トン 33トン 4トン 8トン
廃プラスチック類 1,617トン 1,713トン 1,312トン 1,957トン 1,839トン
鉄屑 445トン 370トン 257トン 272トン 228トン
アルミ屑 398トン 425トン 337トン 353トン 414トン
廃油 18トン 17トン 29トン 20トン 16トン
その他 2,114トン 2,385トン 2,460トン 2,235トン 2,650トン
合計 220,326トン 190,158トン 153,561トン 163,679トン 173,465トン

副産物・廃棄物再資源化100%達成状況

達成年 再利用先
モルトフィード
(仕込工程で発生する麦芽の殻皮)
1996年 飼料など
汚泥・スクリーンかす 1999年 有機肥料、たい肥など
ガラス屑類 1998年 再生びん、新びん、建材など
原料集塵芥 1996年 飼料など
余剰酵母 1995年 アサヒグループ食品(株) が製造する『エビオス』などの医薬部外品、
酵母エキスなどの食品素材、『スーパービール酵母』など
段ボール・紙類 1998年 段ボールの原紙など
廃パレット 1996年 製紙、燃料用チップなど
ラベル粕 1999年 再生紙など
廃棄プラスチック函 1996年 プラスチックパレットなど
廃プラスチック類 1999年 再生プラスチック製品など
鉄屑 1996年 鉄鋼材料など
アルミ屑 1995年 アルミ缶、電気製品など
焼却灰 1999年 路盤材など
廃油 1998年 B重油相当の油
その他(廃棄樽など) 1999年 ステンレス部は再生、ゴム部は熱源

製品に係る原材料投入量の推移
(水を除く)

製品に係る原材料投入量の推移(水を除く) 製品に係る原材料投入量の推移(水を除く)

持続可能な水資源

水使用量・原単位の推移
(アサヒビール全工場)

水使用量・原単位の推移(アサヒビール全工場) 水使用量・原単位の推移(アサヒビール全工場)
1990年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
製造量 2,194千kl 2,036千kl 1,954千kl 1,672千kl 1,632千kl 1,725千kl
  • ※アサヒビール全工場のビール類製造に係るデータとしています。

排水量・原単位の推移
(アサヒビール全工場)

排水量・原単位の推移(アサヒビール全工場) 排水量・原単位の推移(アサヒビール全工場)
  • ※アサヒビール全工場のビール類製造に係るデータとしています。

水質に関する公害規制値測定実績
(アサヒビール、2022年)

BOD ※1 COD ※2 SS ※3
規制値 実測値 規制値 実測値 規制値 実測値
北海道工場
(札幌市白石区)
600mg/l 108.1mg/l - - 600mg/l 164.9mg/l
福島工場
(福島県本宮市)
10mg/l 1.4mg/l - - 20mg/l 5.6mg/l
茨城工場
(茨城県守谷市)
300mg/l 32.0mg/l - - 300mg/l 35.3mg/l
神奈川工場
(神奈川県南足柄市)
600mg/l 95.5mg/l - - 600mg/l 87.8mg/l
名古屋工場
(名古屋市守山区)
15mg/l 2.9mg/l - - 17mg/l 2.3mg/l
吹田工場
(大阪府吹田市)
300mg/l 69.1mg/l - - 300mg/l 85.8mg/l
四国工場
(愛媛県西条市)
- - 69kg/日 3.9kg/日 70kg/日 1.0kg/日
博多工場
(福岡市博多区)
600mg/l 72.5mg/l - - 600mg/l 91.1mg/l
  • ※1 BOD
    生物化学的酸素要求量。水中の有機物が生物化学的に酸化されるのに必要な酸素量のこと。
    BODが高いことは、その水中に有機物が多いことを示す。
  • ※2 COD
    化学的酸素要求量。水中の被酸化性物質を酸化剤で化学的に酸化したときに消費される酸化剤の量を酸素に換算したもの。
    CODが高いことは、その水中に有機物が多いことを示す。
  • ※3 SS
    浮遊物質。水中に懸濁している粒径1μm〜2mm程度の不溶解性物質のこと。

環境汚染の防止

有害化学物質の届出

2020年度(2020年4月〜2021年3月)において以下の物質について届出を行いました。

届出対象物質(2022年度)

物質名 政令番号 年間移動量
塩化第二鉄 71 6,010kg/年
クロロジフルオロメタン(別名HCFC−22) 104 2,600kg/年
石綿 33 3,000kg/年

大気汚染の防止

NOx、SOx、ばいじんの排出量の推移(アサヒビール全工場)

NOx、SOx、ばいじんの排出量の推移(アサヒビール全工場) NOx、SOx、ばいじんの排出量の推移(アサヒビール全工場)