酒類企業としての取り組み
「スマドリ」「スマートカテゴリーの拡大」など
アサヒビールの取り組みをご紹介します。
トピックス一覧
- トピックス 1スマートドリンキングの推進
- トピックス 2スマートカテゴリーの拡大
- トピックス 3スマートカテゴリー商品の開発
- トピックス 4スマドリ文化の発信拠点
SUMADORI-BAR SHIBUYA - トピックス 5パッケージでの注意喚起
- トピックス 6アンバサダーとして正しい知識を習得
- トピックス 7責任あるマーケティング活動を推進
- トピックス 8ステークホルダー・ダイアログを実施
- トピックス 9国内の業界団体や外部団体との連携
- トピックス 10グローバルレベルでの協働
トピックス 1
スマートドリンキングの推進
アサヒビールは、「スマートドリンキング」を提唱しています。これは、お酒を飲む人・飲まない人、飲める人・飲めない人、飲みたい時・飲めない時、あえて飲まない時など、さまざまな人々の状況や場面における“飲み方”の選択肢を拡大し、多様性を受容できる社会を実現するために商品やサービスの開発、環境づくりを推進するものです。
トピックス 2
スマートカテゴリーの拡大
アルコール度数3.5%以下のスマートカテゴリー商品は、お客さまにアルコール度数選択の機会を広げ、自ら純アルコール摂取量を管理できるようにするという考えのもと、アサヒビールでは2025年までにノンアルコール・低アルコール飲料の販売量構成比20%を達成することを目標としています。
トピックス 3
スマートカテゴリー商品の開発
アサヒビールは、アルコール度数0.00%のビールテイスト飲料「アサヒドライゼロ」「アサヒ ゼロ」「アサヒスタイルバランスプラス」にくわえ、アルコール度数0.5%の“微アルコール”ビールテイスト飲料「アサヒ ビアリー」や“微アルコール”ワインテイスト飲料「ビスパ」、アルコール分3.5%の「スーパードライドライクリスタル」などの販売を通して、お客さまご自身の体質や気分、シーンに合ったお酒の楽しみ方を提案していきます。
トピックス 4
スマドリ文化の発信拠点
SUMADORI-BAR SHIBUYA
自分の体質や好みに合ったドリンクを選ぶことができ、お酒を「飲まない/飲めない」人も楽しめるBARを拠点に、スマドリ体験の機会提供、情報発信、コミュニティ形成、産官学連携を通じ、飲み方の多様性を尊重し合える「スマートドリンキング=スマドリ」の実現を目指します。
2023年9月には、酔わなくても楽しめる新しい大人の嗜好品を提供するロー&ノンアルコールバー『THE 5th by SUMADORI-BAR』を同施設5階にOPENしました。ノンアルコールに精通したバーテンダーが素材や香りにこだわったアルコール分0%のドリンクを中心に、五感で味わう空間の新提案を展開します。
トピックス 5
パッケージでの注意喚起
酒類容器には、20歳未満飲酒および妊娠中・授乳期の飲酒を防止するため、「妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。飲酒は20歳になってから。」の表記を記載し、清涼飲料との誤認防止のため「お酒」マークを印字しています。
また、お客さまが自身に適したアルコール商品を選択しやすいよう、主な缶製品すべてにおいて商品に含まれる純アルコール量(g)を表記しております。
トピックス 6
アンバサダーとして正しい知識を習得
アサヒグループはグローバルスローガン「Responsible Drinking Ambassador」を策定し、従業員一人ひとりが、酒類文化の健全な発展に努めています。適正飲酒や酔いのメカニズムについての知識を身につけるため、従業員用の冊子を作成・配布し、適正飲酒啓発のためのe-ラーニングを国内のアサヒグループ従業員において100%実施しています。また、新入社員に対しては、入社時に研修を実施しています。
トピックス 7
責任あるマーケティング活動を推進
アサヒビールは、独自の広告宣伝自主基準を定め、適正飲酒に反するような表現や昼間のテレビコマーシャルを自主的に規制しています。また広告に関しては、第三者機関である「酒類の広告審査委員会」が定期的に酒類の広告についてモニタリングを行っています。
トピックス 8
ステークホルダー・ダイアログを実施
酒類を扱う当社の置かれている状況や課題を客観的に理解し、より良い企業活動に繋げるために、社外の有識者と定期的に意見交換する場を設けています。
2021年7月には、アルコールや依存性薬物をはじめとする様々な依存関連問題の予防に取り組む特定非営利活動法人ASKの代表 今成様を招き、飲酒を巡る国内外の動きや課題、酒類業界に求められていることについて、社内の幹部と対話を行い、今後の活動の進め方に関する示唆をいただきました。
トピックス 9
国内の業界団体や外部団体との連携
ビール会社5社からなるビール酒造組合でも、適正飲酒の取り組みに力を入れています。「STOP!20歳未満飲酒プロジェクト」として、アルコール飲料の広告には必ず「STOP!20歳未満飲酒」マークの表示を義務付けています。また、女性を対象とした適正飲酒啓発キャンペーンを展開し、女性の飲酒に関する知識やリスクを分かりやすく説明し、楽しく、正しく、お酒との適切な関係を築けるよう促しています。
他にも日本洋酒酒造組合やアルコール健康医学協会などと連携し、酒類業界の健全な発展に取り組んでいます。
トピックス 10
グローバルレベルでの協働
アサヒグループホールディングスは、世界の主要酒類メーカーが参画する国際 NPO組織International Alliance for Responsible Drinking(IARD)に加盟し、グローバルレベルで不適切な飲酒の撲滅に努めています。
アサヒビールは、IARDの前身である国際NPO「International Center for Alcohol Policies(ICAP)」に2001年から加盟し、他の酒類事業者らと連携して政策提言を行うなど、アルコール関連問題に取り組んできました。今後も、IARDでの適正飲酒啓発活動や各国のアルコール政策研究調査、出版事業、フォーラム開催などを通して、適正飲酒を推進していきます。