アサヒビール株式会社
第112回アサヒビールロビーコンサート
海を渡り、そして隅田川へ『ある町の肖像〜小値賀篇〜』
開催のお知らせ
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)は、11月20日(金)にアサヒビール本部ビル(東京都墨田区吾妻橋)の1階ロビーホールにおいて、第112回アサヒビールロビーコンサート「海を渡り、そして隅田川へ『ある町の肖像〜小値賀篇〜』」を開催します。このコンサートの入場引換券を150組300名様に発行します※1。
また、関連プログラムとして11月19日(木)には、アサヒビール本部ビル3階第7会議室において、小値賀島からのゲストとアーティストによる「小値賀島・野崎島ってどんな島!? −小値賀島からのゲストを囲む座談会−」も開催します。この座談会の参加者を募集します。
本ロビーコンサートでは、長崎県の五島列島にある旧野首天主堂の建立100周年記念事業として、昨年開催された「おぢか国際音楽祭」にて、作曲家の大場陽子氏がプロデュースしたプログラムを再構成しお届けします。大場陽子氏は、その場でしか体験のできない音楽空間づくりを試みて、その発想力を支える実力により、もっとも注目されている新鋭作曲家です。
今回は、今年度東京で開催するロビーコンサートのテーマである「隅田川」※2に関連させ、海に囲まれ、はるか昔から海外と密接に関わってきた小値賀島でのコンサートを‘水’でつなぎ、発表します。12世紀頃に大陸で生まれ、海を渡って伝えられてきた曲や様々な時代の祈りがこめられ生まれた旋律をアレンジし、ソプラノ歌手・古川真澄氏とサクスフォン四重奏団「STRIKE」の演奏により、隅田川のほとりに位置する会場へお届けします。
アサヒビール(株)は、企業メセナ活動の一環※3として、手作りコンサートを“ロビーコンサート”と称して1990年から定期的に開催しており、本部ビル1階のロビーホールを中心に、全国の工場や営業拠点のある地域で実施しています。各地での開催総数は、累計で200回を越えています。
また、本コンサートは、アートNPOやアートマネージャーを目指す若者たちと協働で立ち上げた実行委員会が運営しています。市民の皆様と一体となってコンサートを主催することで、地域とのつながりを一層深め、広がりのあるものとしていきます。
アサヒビール(株)は、今後もメセナ活動を継続していくことによって、創造性に富んだ豊かな社会文化の構築に役立てていくとともに、一人でも多くの方々にアートとふれあう機会が生まれることを期待しています。
※1 本部ビルで開催するロビーコンサートでは、市民パトロネージュ制度を導入している。市民パトロネージュ制度とは、お帰りの時に、お客様のお気持ちに見合った入場料をお支払いいただく仕組み(金額の多寡は問わない。集まった入場料は、出演者の今後の活動をサポートするため、全額出演者へお渡しする)。
※2 重要な地域資源である「隅田川」をテーマに、多くのアーティストや市民と協力して、長期的・継続的に行う取り組み「すみだ川アートプロジェクト」を本年より始動。本プロジェクトは“2089年”に、「隅田川」が‘白魚が棲み、人々が泳ぎ遊べるようになるために、いまから、アートを通じて考え、実践できることは何だろうか。’ということを契機としている。ロビーコンサートも本プロジェクトのテーマに因み採用した。
※3 アサヒビールのメセナ活動は、「未来(=未来文化の創造)」・「市民(=市民と芸術の橋渡し)」・「地域(=地域資源の再生、地域に根差した独創的な活動)」を基本コンセプトとして、企業資源を活用し先駆的芸術活動を企画・支援している。
【ロビーコンサート概要/申し込み方法】
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【関連プログラムのご案内】
■「小値賀島・野崎島ってどんな島!? −小値賀島からのゲストを囲む座談会−」
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【ロビーコンサートに関するお客様からのお問い合わせ先】
アサヒビール株式会社 社会環境推進部 TEL 03-5608-5195