平成16年3月26日 |
早稲田大学理工学部と共同で、新しい飲み口の『うまくち缶』を開発 “感性工学”の考え方を導入し、 お客様の“飲みやすさ”“注ぎやすさ”を徹底追求 4月から「アサヒスーパードライ」2品種で展開を開始 |
アサヒビール株式会社 |
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)は、早稲田大学理工学部の棟近雅彦(むねちか まさひこ)教授の研究グループと共同で、新しい飲み口の缶容器『うまくち缶』を開発し、主力ビールブランド「アサヒスーパードライ」の缶500mlと缶350mlで、4月から北海道地区での展開を開始し、順次全国展開をしていきます。
新開発した『うまくち缶』は、お客様の“飲みやすさ”“注ぎやすさ”を徹底的に追求し、飲み口が従来品よりも幅広く正円に近い形状となっているのが大きな特長です。注ぎ出し流量が従来品に比べ2割程度多く、キレのよさや爽快感が特長の「アサヒスーパードライ」をお飲みいただくのには最適な飲み口となっています。 アサヒビール(株)は、これまでお客様の飲用時の“飲む時品質”の向上を目指し、全社的鮮度活動であるフレッシュマネジメントなど様々な取り組みを推進してきました。 アサヒビール(株)の商品技術開発本部・容器包装研究所(所在地:茨城県守谷市、所長:山辺良樹)と棟近教授の共同研究チームは、新缶容器の開発にあたり、“飲みやすさ”“注ぎやすさ”に関してお客様が感覚的に持っている感性イメージを、流入感、流出感、フィット感など14項目の評価用語に定義・分類しました。つぎに、“飲みやすさ”“注ぎやすさ”に関わる缶容器の物理的な特性項目(注ぐ時の音、飲み口の面積、注ぎだし安定性、缶蓋表面のざらつき度など)を13項目挙げ、14項目の感性イメージと13項目の物理的特性を関連づける評価モデルを作成しました。 『うまくち缶』は、まず北海道工場(北海道札幌市)で製造する「アサヒスーパードライ」の缶500ml、缶350mlで4月上旬から展開を開始し、北海道地区で販売します。 〜すべてはお客様の“うまい!”のために〜 |
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【ご参考資料】 ■棟近雅彦(むねちか まさひこ)教授略歴
現在の研究領域 日本品質管理学会 日本感性工学会 日本経営工学会 日本臨床化学会 医療マネジメント学会 日本病院管理学会など ■感性工学について |
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