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ぶどう畑通信
20264
〜余市のぶどう畑から〜

写真1. ニッカ余市ヴィンヤード全体写真。かなり雪融けが進んできました。
写真2. 短梢剪定の垣根。まずぶどう樹の周りから雪が融けだし、その後全体の地面が姿を現します。
皆様お久しぶりです。お元気でお過ごしでしたでしょうか。2026年の冬もそろそろ終わりを迎え、春の日射しが余市の畑を照らすようになってきました。3月24日現在まだ雪は残っていますが、雪はかなり少なくなり、畑ではキツツキのドラミングが聞こえるようになりました。
2026年の冬の状況ですが最大積雪深(一番積雪の量が多い)は104pでした。2025年は112p、2024年は133p、2023年は125pとここ数年では一番積雪の少ない年でした。しかし気温で見ると1月から3月の平均気温は-1.8℃で2023、2024年と大きく変わりませんでした。また2025年は‐1.2℃で、昨年の冬よりは低い平均気温でした。このようにそれほど気温は高くなかったのですが、積雪は若干少ない冬という結果でした。
しかし体感的には昨年よりは暖かい日があったなぁという印象です。そこで気温のデータを見ると2月の最高気温に違いがありました。2026年の2月の最高気温の平均値は2.5℃でした。一方2023年は0.3℃、2024年は1.6℃、2025年は2.0℃と確かに今年の2月は暖かい日が多いというデータでした。雪が積もっているときに気温が上がると雪面の一部が融け、夜になると再凍結し固まる、というのを繰り返します。その結果だと思いますが、今年の畑の雪は硬い印象でした。実際3月にはスノーシューを履かず、長靴だけでも畑に入ることができました。
もうすぐ春の作業がスタートします。積雪の前に、ぶどうの枝を雪の下で寝かすために架線から外し、架線も杭からはずしていましたが、それを元に戻す作業が春の作業です。これからがまた忙しい、楽しいシーズンが始まります。今年も良いぶどうができますよう、心を込めて畑に向かいます。今シーズンもよろしくお願いします。
(ニッカ余市ヴィンヤード 山本信明)