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テキーラ史に燦然と輝く巨星「クエルボ」。時代を越え、常にテキーラ界を
牽引し続ける存在として、カラスのマークとともに世界中で愛されています。
1700s
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1758年、スペイン統治時代のメキシコ。クエルボの創始者、ホセ・アントニオ・クエルボは、当時のスペイン王、フェルナンド6世からハリスコ州の土地を入手し、アガベの植樹を認可されます。クエルボ家はその地を開拓し、栽培を拡大。そして、1795年。スペイン王、カルロス4世は、ホセ・マリア・グアダルーペ・クエルボに、テキーラの商業製造・販売を認める最初のライセンスを交付。ここに「ホセ・クエルボ」社が創業し、200年以上にわたって輝き続けるクエルボ・ブランドが誕生しました。
1800s
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1812年、現在も稼動している中では最古のテキーラ蒸溜所、「ラ・ロヘーニャ蒸溜所」が操業スタート。メキシコ国内での評判を確固たるものとし、さらなる事業の拡大とともに1852年、カリフォルニアへクエルボのテキーラを届けます。さらに1880年には、初めてのガラス瓶入りテキーラを開発し発売。販売用の大きな容器に代わって個人での持ち運びが簡単になり、クエルボは国境を越え、人々にさらに親しまれていきます。
1900s
1900s~
1893年のシカゴ万博や1904年のセントルイス万博などアメリカ国内で高い評価を受けたクエルボは、海を越え、ヨーロッパ各国でも栄誉に輝きます。1907年にマドリード、1909年にパリで開催された博覧会ではグランプリを受賞しました。その後、1930~40年代からはカクテル「マルガリータ」のベースとして、1970年代からは「テキーラサンライズ」のベースとして人気が沸騰。21世紀の現在は、グローバルブランドとして世界90カ国以上で愛されています。
「クエルボ」とは、スペイン語で“カラス”の意。伝説によると、創始者の遠い先祖がカラスのおかげで強盗の銃弾から命拾いしたことがあり、その後「クエルボ」と名乗るようになったということです。そして、クエルボのテキーラはもちろん、蒸溜所や自社畑を守るファミリーシンボルとして掲げられているのが“カラス”のマーク。1795年の創業時、スペイン語が読めない数多くの人々のために、誰でも覚えやすいカラスの絵をラベルに描き、そのシンボルとして樽に貼ったのがカラスマークの始まりでした。現在、ラ・ロヘーニャ蒸溜所のエントランスには巨大なカラスの像があり、世界中から観光に訪れるクエルボファンを出迎えています。
メキシコ第2の都市、グアダラハラからテキーラ地区までの列車の旅「クエルボ・エクスプレス」。列車内ではマルガリータに始まり、クエルボのテキーラやおつまみを堪能。車窓にはアガベ畑が広がります。蒸溜所に着いた後はテキーラの製造工程を見学し、お楽しみの試飲。「クエルボ・レゼルヴァ・デ・ラ・ファミリア」も味わえ、さらにメキシカンショーも楽しめます。クエルボファンにとってはまさに憧れのツアーです。