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New Styles of Highball ハイボールの新しいカタチ(=魅力)を求めて。 今や日本のドリンクシーンにすっかり定着したハイボール。 しかし、ハイボールを単に「ウイスキーのソーダ割り」と勘違いしていないだろうか? バー「DORAS」の中森保貴氏のナビゲートにより、ハイボールの新しいカタチ(=魅力)を探ってみた。

東京・浅草のオーセンティックバー「DORAS」。 同バーのオーナーバーテンダー、中森保貴氏が考えるハイボールとは? そして新しいカタチのハイボールスタイルとは?

「DORAS」オーナーバーテンダーが考えるハイボールとは
MONTHLY SPECIAL ISSUE 1

「ウチの店は、浅草という土地柄もあって、ハイボールブームの前からコンスタントにハイボールが出ていました。お客さまから特に銘柄のご指定がない場合には、自分自身でブレンドしたウイスキーをベースにハイボールを提供しています。ブレンド内容は季節に合わせて変えるようにしています。ご自宅や居酒屋さんではなく、せっかくバーでハイボールを飲まれるのですから、バーならではの『ひと手間』を加えたハイボールを提供したいと考えています」

「例えば、氷。日本の氷のクオリティーは世界でも最高峰です。氷のクオリティーが高いからこそ、日本のハイボールはおいしいのだと思います。この氷にさらに『ひと手間』加えることで、ハイボールはぐっとおいしくなります。それは、氷を炭酸水で洗ってあげることです。まずタンブラーに氷を入れたら、炭酸水を少量加えて、軽くステアします。一度炭酸水を捨ててから、氷をステアしてグラスをしっかり冷やします。もちろん溶けた水分は捨てます。こうすることで、氷の表面に『膜』ができ、氷自体がぎゅっと締まります。このひと手間だけで、ハイボールの味わいはワンランクアップするはずです。特にご家庭の氷はゆるいので、明確な違いが出てきます」

「またハイボールというとブレンデッドウイスキーが定番ですが、シングルモルトやバーボン、コニャックなどをベースにしてもおいしくいただけます。こうした新しいアプローチ法を提案するのも、バーテンダーの大切な仕事のひとつだと思います。それでは、私が考える新しいカタチのハイボールスタイルをご紹介したいと思います」

新しいカタチのハイボールスタイル CAMUS V.S.O.P

「ハイボールにコニャック、というと驚かれる方もいるかもしれませんが、個人的にも非常に好きなドリンクです。実際に現地フランスでも、若いコニャックはソーダ割りなどで気軽に飲まれていました。特にカミュは快活でフローラルなアロマを備えているので、ハイボールには最適です」

「まずはグラスに氷を入れたら、少量の炭酸水で氷を洗います。氷の表面に膜をつくってあげることが目的なので、『氷をリンスする』と表現してもいいかもしれません。リンス後、カミュを30mlほど注いだら、氷にカミュを練り込むようなイメージでステア。ゆっくり炭酸水を注ぎ、最後にレモンピールとオレンジピールで香りづけをします。レモンとオレンジという2種類のピールを使用するのは、『サイドカーのハイボール版』というイメージでつくったからです。コニャックといえども非常に飲みやすいので、普段コニャックをお飲みにならない方へのアプローチにもお勧めの一杯です」

「DORAS」オーナーバーテンダー 中森保貴氏 中森保貴

東京・浅草に構える「BAR DORAS」のオーナーバーテンダー。銀座の「BAR TALISKER」、向島の「BAR Bee」等で修業後、都内数軒のバーで研鑽を積み、2005年に「BAR DORAS」をオープン。最近のバーとしては珍しく、ブランデーやウイスキーなどブラウンスピリッツの品揃えが豊富。年に一度は店を閉め、世界各地へ研修旅行に出かける。

カミュVSOP

カミュVSOP

ボトルデザインの一新により洗練されたVSOPです。スクリューキャップを採用することにより、家庭でも気軽にコニャックを味わえます。

カミュはハイボールに最適
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