健康に配慮した飲酒に関する
ガイドライン
アルコールのリスクを理解し、どのような影響があるか
「年齢」「性別」「体質」の違いを考慮して
自分にあった飲酒量を決め、健康に配慮した飲酒を心がけましょう。
健康に配慮した飲酒の仕方
- ・自らの飲酒状況などを把握
- ・あらかじめ量を決めて飲酒する
- ・飲酒前、飲酒中に食事をとる
- ・飲酒の合間に水などを飲む
- ・1週間のうち飲酒しない日を設ける
飲酒量の把握の仕方
お酒に含まれる純アルコール量は、
「純アルコール量(g) = 摂取量(ml) ×アルコール濃度(度数/100) ×0.8(アルコールの比重)」で
表すことができます。通常、純アルコール量の「グラム(g)」は、以下の計算式で算出されます。
純アルコール量(g)の計算方法をご紹介
お酒の量(ml) ×[アルコール度数(%) ÷ 100]× 0.8
例)5%のビールのロング缶1本(500ml)に含まれている純アルコール量の計算方法
500(ml) ×[5(%) ÷ 100]×0.8 = 20グラム(g)
避けるべき飲酒
- ・一時多量飲酒
- ・他人への飲酒の強要
- ・不安や不眠を解消するための飲酒
- ・病気療養中や服薬後の飲酒
- ・飲酒中、飲酒後の運動や入浴
飲酒ガイドラインのポイント
一日あたりの飲酒量
(純アルコール量)
これ以上摂取すると…
生活習慣病のリスクが高まります1日あたりの純アルコール量
約20g(週150g)以上の摂取を続けると
大腸がんの発症リスクが高まります
アルコール依存症、生活習慣病、
肝疾患、がんなどの疾病
生活習慣病のリスクが高まります
高血圧や、男性の食道がん、
女性の出血性脳卒中など
少量のアルコール摂取でも
発症リスクが高まります