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interview人を知る
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ビール業界の営業は、本当にバチバチしていますよ。たった4社、5社でシェアを争うんですから。文字通り「シェア1%の取り合い」ですし、勝敗がはっきりと数字で出るんです。それは、人によっては厳しい世界に感じるかもしれません。でも、ビール業界でしか味わえない楽しさですし、私は何としても勝ちたい。そう思って取り組んでいます。
営業は、自分の力が結果に直結する仕事です。チェーン店様によって、メーカーの売り上げ順位が入れ替わることも珍しくありません。そこには商品力ももちろんですが、営業の努力が大きく関わってきます。
また、最終的には、自分たちの扱っている商品が、担当しているチェーン店様の売り上げに貢献できているか、という責任を感じながら日々取り組んでいます。
以前の職場で思い通りの結果が出ない時期が続き、本当に悩んだことがありました。ですから、異動で現在の部署に着任した時に、ゼロからのスタートを決意しました。新入社員同様、分からないことは先輩に聞き、徹底的に仕事を教えてもらったんです。
自分で色々なことを挑戦していくうちに、大切なことがわかってきましたね。例えば、長期的な視点でご提案をすること。自社商品の売り上げアップが営業の役目ですが、店舗様の売り上げにつながらなければ何の意味もない。毎月どんどん提案をするのではなく、長期的な視点で見て、どこで提案すべきか。「お店のためになる提案」をすることで結果がついてきました。
以前は、結果が出ず悩むこともありました。でもあきらめず、先輩から学び、チャレンジを繰り返し、経験を積んだからこそ思うこと。「やればできる」
私の仕事は、担当先の本部でお客さまに商談をするといった仕事ばかりではありません。お店の売り場に足を運んで、商品を棚に並べたりすることもあるんですよ。ポロシャツを着て(笑)。お店に立って売り場の状況を見たり、お客さまの声を聞いたりすることは、すごく大切なんですね。その経験の中で、次に提案する重要なアイデアが生まれることもあるんです。
こうした積み重ねで、競合メーカーに勝つことが何よりの喜び。とにかく他社に勝ちたい。どん欲に1%のシェアを取りに行きたい。これが私の原動力です。そういう勝負の世界が好きな人には、すごく向いている仕事だと思います。
※所属部署は取材当時のものになります。