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人を知る

                                
PROFILE
植木 拓実/2012年入社/物流
仕事内容
生産本部 物流システム部に所属し、取引先である特約店、料飲店や酒販店、小売であるスーパー、コンビニなどへの出荷見込みに基づき、ビールの生産量を調整する業務を担っています。また、必要な量を新鮮な状態でお届けするために、物流の最適化にも取り組む職種です。
                                              
物流 / 植木 拓実
人と人がつながる乾杯の場を支えるため。
最適な生産量と物流をマネジメントする。

さまざまな関係者の期待に応えるために。
ビールの生産量を綿密にマネジメントする。

はじめて出会った人でも、乾杯をするだけで仲良くなることができる。そんなお酒の力に興味があり、私自身も飲み会の場が好きだったこともあって、アサヒビールに入社しました。だから、安定的な生産や供給を通じて乾杯のシーンを支える今の仕事は、とてもやりがいを感じていますね。
生産量は営業部門の出荷見込みに基づいて調整していきます。ビールの生産量が足りないと欠品リスクが高まりますし、逆につくりすぎてしまうと廃棄リスクや別の地域へ輸送するためのコストが発生します。こうした事態を防ぐためには、各部署と連携をとりながら最新の状況を把握し、先手先手で対策を練ることが重要です。調整を重ねながら最適な量を生産し、お客さまの元に無事にお届けできたときは、「いろんな人たちの期待の応えることができた」という達成感が味わえますね。
これまでは個人の技術や経験など属人的な能力が重要でしたが、最近はAI技術も検討しています。人と技術の力を掛け合わせることで、今後はより正確に需給計画が立てられるようになるはずです。

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物流業界が抱える社会課題に、
ビール大手が力を合わせて立ち向かう。

生産したビールを安定的にお届けするためには、関わる全ての方々と良好な関係を築くことも大切です。ドライバーの方たちに「アサヒビールの商品だったら喜んで運ぶよ」と思っていただけるように、もっと快適に商品を運べる環境を整えていきたいと思っています。
ときには社会全体の課題と向き合うこともあります。物流業界は、2024年からドライバーの時間外労働時間の上限が設けられる影響で輸送量が減少する「2024年問題」に直面しますが、これはビールの安定輸送にも大きな影響を及ぼす問題です。そのためビール大手4社では以前から連携を取り合って、物流の最適化を実現するためにさまざまな取り組みを検討・実施してきました。私もそのプロジェクトに参画していましたが、社会課題の解決というダイナミックな取り組みにチャレンジすることができ、とても貴重な経験になったと実感しています。

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アサヒグループのより良い"お届け"を実現したい。

物流の社会課題解決を含め、キャリア全般を通じて大切にしてきたのが「準備」です。共通の課題を抱える同士であっても、それぞれが求めるものやゴールイメージが同じとは限りません。こうした関係の中で、全員にとっての最適解を導き出すためには、事前に相手の反応を予測し、議論がどのような方向に進んでも対応できるように、入念に準備を重ねることが大切です。また、こちら側の想いを伝えるだけではなく、合理的なデータやメリットを示すことも、合意形成を成すうえでは重要だと学びました。一筋縄ではいかない仕事もたくさんありましたが、一つひとつ最後までやりきったことで、自分自身の成長にもつながったと実感しています。
今後の目標は、グループ全体の物流の最適化にチャレンジすることです。同じグループ内であっても物流に対する取り組み方には差が見られるので、これまでの知識や経験をフル活用して、より良い運び方をつくっていきたいですね。正直、入社前はこの部署で働くイメージは全くありませんでしたが、今では業務の重要性や面白さも理解でき、責任とやりがい、成長を感じながら働いています。アサヒビールはチャレンジを後押ししてくれる文化や暖かさがあるので、やりたいことを持っている人や、責任ある仕事にチャレンジしたい人には、これ以上ない環境だと思っています。