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人事からちょっと。

                                
「未来のビール会社」へ。
アサヒビールが掲げる長期ビジョンとは。

100年後も愛され続ける企業であるために。

アサヒビールは1889年の創業以来、堅調に成長を続け、1987年に看板商品の「スーパードライ」を発売したことで、売上が飛躍的にアップ。2001年にははじめて売上が1兆円を突破しました。しかし、その後はビール類市場が縮小したことで、徐々に売上が減少。さらに追い打ちをかけるように、2020年に発生した新型コロナウイルスによる世界的パンデミックの影響を受け、売上が大きく落ち組みました。
コロナ禍が終焉し、日常に飲酒文化が戻ってきた現在も、決して楽観視できる状況ではありません。今後、さらに飲酒人口の減少が予測されているからです。

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この厳しい状況を乗り越え、アサヒビールが次の100年も存続していくためには、生活者や社会にとって必要な企業であり続けること、過去の成功体験にとらわれず新たな道を切り開いていくことが必要だと考えています。そこで私たちは長期ビジョンとして【お客さまにとって、世界で一番魅力的でワクワクする「ビール会社」になる。〜100年後も愛され続ける「未来のビール会社」へ〜】を掲げ、さまざまなチャレンジを実施していく予定です。

酒類事業のポートフォリオを大幅にアップデート。

私たちのチャレンジの一つが、「酒類事業のポートフォリオ見直し」です。アサヒビールには多種多様な商品・事業が存在しますが、その中でも収益性や成長ポテンシャルの高い領域、具体的には「ビール」「スマート」「High-Value」、そしてグループ会社のワインショップ「エノテカ」に積極投資を行います。

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「ビール」は競合他社を圧倒することを目標に、これからも積極的な投資を継続します。
「スマート」とは飲む人も飲まない人も楽しめる、ノンアルコール・低アルコールの商品群を指します。この新市場を開拓することで、収益の柱へと育成することをめざします。
High-Value」とは、アサヒビールが掲げる「Value経営」のフラッグシップカテゴリー。お客さまの期待を超える独自の価値を持ち、価格に左右されずに選択され続ける商品群として成長させていきます。
「エノテカ」についても中長期成長の柱とするべく、積極的な先行投資を実行していく予定です。
投資先の選択・集中によって、既存市場の縮小が続いても、高収益を維持し続けられるビジネス構造への転換を図ることで、次の100年も存続できるものと確信しています。

「人と地球にやさしい事業活動」の推進。

そしてもう一つのチャレンジが「サステナビリティ」です。アサヒビールは「人と地球にやさしい事業活動」を通じて、すべての人々の健康で豊かな生活文化の創造に貢献していきます。

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たとえば「スマドリ」や「責任ある飲酒」の推進。飲む人も飲まない人も楽しめるさまざまな商品や企画を提案すること、不適切な飲酒によって発生する健康・社会的な被害を防ぐことで、すべての人が最高の明日を迎えられるような社会をつくっていきます。
また、「環境負荷ゼロ」の取り組みも積極的に推進。2019年比でCO2排出量を70%削減、プラスチック容器の環境配慮素材使用率60%アップをめざします。
事業の見直しやサステナビリティの推進を通じて、100年後も愛され続ける「未来のビール会社」になる。私たちの挑戦は、これからも続いていきます。

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