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人事からちょっと。
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現在の日本には、お酒を飲める人が約4,000万人、お酒を飲まない・飲めない人が約5,000万人いるといわれています。お酒を飲まない・飲めない人にアンケートを実施したところ、「会社や大学の大人数の飲み会が苦手」「自分の好きな飲み物を自由に選びたい」「がっつりと食べたいのにおつまみしか注文できない」「参加メンバー次第では行きたい飲み会はある」などの声が挙がりました。飲まない・飲めない理由も多様であることがわかり、こうした人たちも楽しめるような場について考えることは、酒類メーカーの使命だと考えています。
お酒を飲める人はもちろんのこと、飲まない・飲めない人も飲みの場が楽しめるように、アサヒビールは新しい挑戦を始めています。それが「スマドリ(スマートドリンキング)」です。「飲めても、飲めなくても、みんなが飲みトモになれる」そんな文化をつくるために、新しい商品や体験を次々と提供していきます。
アサヒビールの商品ラインナップは、アルコール度数0〜3.5%の「スマートカテゴリー」、アルコール度数3.5%以上の「既存アルコールカテゴリー」に分けられます。スマートカテゴリーには「ワインテイスト」「カクテルテイスト」「ビールテイスト」「微アルコール飲料」などがあり、既存アルコールカテゴリーには「ビール類」や「洋酒」「焼酎」「ワイン」などが並びます。このように、多様な商品を取り扱っているアサヒビールだからこそ、スマドリを率先して推進できると考えています。
また、スマドリ推進の一環として、今後新たに発売する酎ハイのアルコール度数を8%未満に抑える方針を定めました。近年は「ストロング系」と呼ばれる低価格で高アルコールの酎ハイが人気を集める一方で、健康へのリスクが懸念されているからです。高アルコール商品の展開を控えることで、健全で持続可能な飲酒文化を創造していきます。
さらに中長期的な取り組みの一つとして、吉本興業株式会社とともに「We are 飲みトモ!スマドリでええねん!PROJECT!」を開始しました。行動憲章に「誰もが、いつでも笑顔や笑い声をもてる社会の実現」を掲げる吉本興業とコラボレーションし、期間限定バーのオープンや、スマドリをテーマにしたお笑いライブを開催することで、誰もがスマドリを楽しめる社会の実現をめざします。
お酒を飲める人も、飲まない・飲めない人も、みんなが楽しめる酒類文化の創造に向けて、私たちは「スマドリ」の提唱や、さまざまな商品・企画の提案を続けていきます。