アサヒビールの社員は日々様々な挑戦をしていますが、仲間と共に目標に向かい、大切な仕事をやり遂げた時、心の底から仕事を楽しいと感じます。そして、そんな挑戦の後には、いつも最高の乾杯が待っています。さて、今回は、福岡で業務用営業に従事する、入社５年目の山上さんに「最高の乾杯」についてインタビューをしてみました！※取材当時

＜業務用営業とは？＞


◆業務用営業の仕事紹介はこちらをご覧ください
https://www.asahibeer.co.jp/saiyo/category/person/post-2.html



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私が最高の乾杯を経験したのは、当社の数々の歴代担当者が長年通い続けた「創業４０余年の老舗寿司屋様」を他メーカー様の取り扱いから当社の取り扱いに切り替えて頂けたときのエピソードです。

同店は昭和５０年代に福岡でお店をオープンして以来、博多の創作寿司の代表格として県内をはじめ県外や海外のお客様に愛されてきたお店です。

２０年以上も長い間、当社の営業担当者が熱心に通い続けたお店を、私は２０２０年９月より担当させて頂くことになりました。引き継ぎで初めてご訪問させて頂いた際、当社の取り扱い商品は無かったものの、同店の常務からは「歴代のアサヒビールの担当者にはお世話になってきた！」と嬉しいお言葉を頂け、非常にマインドシェアが高い状態で最高のスタートを切ることが出来ました。

その後、コロナウィルスの影響で活動が制限される場面もありましたが、以下を重点項目と位置づけ、計画を練って営業活動に取り組みました。

【徹底したヒアリングからの提案内容・時期の見極め】
今まで一度も当社商品の取り扱いが無かった一番の要因は、会長が「おれが生きてるうちは、ビールは変えない！」と取引先をはじめ、周囲の方々や当社に対して常日頃語っていたことでした。しかし、その会長以外の常務や店長、店舗のスタッフの方々の当社マインドシェアは非常に高く、当社が入り込む余地はあると感じました。中でも、店長様は当社営業担当と高校時代の同級生ということもあり、これはまたとないチャンスでした。また、先様の代替わりの時期も重なり、実権が会長から常務に徐々に引き継がれており、『現場の声』の重要性が高くなっていると感じていました。

【チームアサヒとしての活動】
私の所属する福岡支店では、個人ではなく、チームで営業活動を進めていくという方針があります。当店に対しても、チームメンバーに協力頂き、会長、常務、店長やスタッフの皆様に対して様々な角度のヒアリングやコミュニケーションをさせて頂くことで、私1人だけでは得られないお店の情報を仕入れて、活動することができました。さらに、九州統括本部内にいる歴代の担当者から、これまでの取り組み内容はじめ歴史・背景、今後注意して取り組むべきことを営業日誌のコメントでサポート・フォロー頂けたことで質の高いアウトプットに繋げられました。

継続的にご提案を続ける中、同店より「ハイボールのことについて相談がある」とのことではじめて呼び出しがありました。お店に伺うと、「スタッフの方々がハンドメイドでハイボールをつくるのが大変で難しくなってきた。」、「アサヒにうまいハイボールの樽があるならアサヒの商品を使いたい」とお言葉をいただけました。今しかないと思い、『美味しいハイボール樽だけでなく、うまい樽生ビールもあります。是非、このタイミングでお取り扱いください！』とお願いしました。直球勝負ではありましたが、常務から「よし！アサヒに変えよう。俺が決めた！会長にはおれが話す！」と仰ってくれました。常務自身が会長や酒販店に話を通してくださり、２０年以上の営業活動の結果、初めて当社商品取り扱いが決まりました。

その後、常務より何が決め手だったのかとお話をお伺いしました。すると、「提案を受けた時、歴代の他メーカーの担当者より、アサヒビールの歴代担当者の顔ばかり浮かんできた。これが一番だね」と仰っていただきました。この言葉が何よりも嬉しく、長年に渡って、同店に向けて営業活動し続けてくださった先輩方の思いを形にすることができたと感じました。

生ビールサーバーの切り替え当日、コロナ禍もあり歴代担当者全員とはいきませんでしたが、歴代担当者とチームメンバーで乾杯。この日のスーパードライの乾杯は、これまでの歴代担当者の気持ちをリレーのタスキのように繋げることが出来たことが胸に迫るものがあり、チームアサヒの一員として最高の乾杯が出来た瞬間でした。

皆さん、是非一緒にアサヒビールで最高の乾杯！！をしましょう。チームアサヒでお待ちしております。

◆店内の様子

【担当者：九州北部統括支社　福岡支店　山上さん】