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「アサヒ ラグビースクール」が開校!
「世田谷区ラグビースクール」の高学年の子どもたちに、
五郎丸歩さんが熱血指導

世田谷区ラグビースクール
(東京都・2022年6月5日)

2021年、アサヒビールは「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」の「ワールドワイド・パートナー」契約をアジア企業で初めて締結し、オフィシャルビールとなりました。大会の成功とラグビー日本代表の活躍を応援するとともに、専用商品の発売や販促活動、広告宣伝などを通じて、ラグビー日本代表の支援やラグビー界の盛り上げ策の展開など積極的に活動しています。そして、2022年、ラグビー界のレジェンドである五郎丸歩さんに、「アサヒビール・ラグビーアンバサダー」に就任いただきました。トライが決まった瞬間、ノーサイドの瞬間など、ラグビーの「気持ち高まる瞬間」を幾度も経験し、世界中の人々と感動を分かち合うことの素晴らしさを知る五郎丸さんと一緒に、フランス大会を盛り上げ、全国のラグビープレーヤーがもっとラグビーを好きになり、また、多くの方にラグビーを楽しんでいただけるように、ラグビー界を応援していきます。

その取り組みの1つが、2022年6月から2023年9月まで開校する「アサヒ ラグビースクール」です。学校や企業の団体、あるいは地域で活動しているクラブチームの練習に五郎丸さんが参加し、選手たちの成長の後押しをするとともに、ラグビーならではの「気持ち高まる瞬間」を伝えていきます!

記念すべき第1回目の訪問先は、多くの応募者の中から抽選で選ばれた「世田谷区ラグビースクール」。毎週日曜の午前中、東京都・世田谷区の多摩川河川敷で、保護者を中心とした30人近くのコーチ陣の指導のもと、幼児・小学生・中学生の男女約600人が練習する大規模な地域のクラブチーム。今回は小学5年生と6年生を合わせた約100人が集まり、五郎丸さんと、2015年ワールドカップで共に戦った盟友・山田章仁選手が練習に参加しました。

練習風景

「本物の五郎丸さんに会える!」とワクワクする子どもたち

6月5日午前10時半、少し汗ばむぐらいの晴天のもと、河川敷のグラウンドにはそわそわしながら開校時間を待ちわびる子どもたちの姿がありました。「今日をとっても楽しみにしていた!」「2015年のワールドカップで活躍した五郎丸さんを見て、ラグビーを始めた」「キックが上手だから、教わりたい!」「ルーティンのポーズはどんなふうにやるのかな」とみんな五郎丸さんの話題で持ち切りです。5年生でただ1人の女子も、「どうしたら怖がらずに男子にタックルができるか聞きたい」と元気に教えてくれました。

いよいよ開校時間を迎え、整列した子どもたちの前にニコニコしながら五郎丸さんや山田選手がやってきましたが、憧れの2人を目にした子どもたちは少し緊張気味で、さっきまでの元気はどこへやら。でも、「今日は堅苦しくならず、みなさんの普段の練習メニューに、私とこの日のためにハワイから帰国した山田選手が参加させていただき、指導できればと思っています。よろしくお願いします!」という五郎丸さんの挨拶を聞き、「よろしくお願いします!」と元気いっぱいに応えてくれました。

記念撮影を終え、練習がスタート。まずは、グラウンドの中央に立った五郎丸さんが見守るなか、寝転んでからダッシュするなどのウォーミングアップで体を温めます。五郎丸さんや山田選手が子どもたちと一緒に走るシーンも見られました。

正確なパスとキャッチを目的とするハンドリング練習では、「今のプレーよりうまくデキる人、前に出てきてやってみて!」との五郎丸さんの声かけに背中を押され、積極的にランニング&パス練習を始める子どもたち。「もっといける、もっと声を出せるよ」「GOGO! どこ見てるんだ」「試合をイメージしながら!」といった熱い指導に応えるように、真剣な眼差しでコートを駆け抜けていました。

こまめに水分補給をしながらタッチフットなどの基礎練習を終え、いよいよミニゲームへ。レフリーは五郎丸さん。ゲーム中でも「キャッチするときにボールだけでなく、自分の前を見ないと!」「さぁスペースはどこだ?」などと実践に即したアドバイスや、気づきを得られるような言葉が子どもたちに投げかけられます。いい動きをした選手には「おもしろい!」と五郎丸さん特有の褒め言葉も聞こえるなか、コート内はもちろん、「もっと早くパスをまわせ!」などとコートの外にいる子どもたちの声もどんどん大きくなり、白熱した時間が流れていきました。

練習風景 練習風景 練習風景 練習風景

「気持ち高まる瞬間」を経験してやる気につながった!

約2時間の練習はあっという間に終わり、五郎丸さんや山田選手への質問タイムへ。「質問したい人!」という司会者の掛け声と同時に、「はい!」「はいはい!」とたくさんの子どもたちの手が挙がりました。「ラグビーをやっていてよかったことは?」という質問には、五郎丸さん、山田選手ともに「いろんな人に出会えたこと」「友人ができたこと」と、ラグビーを通じた出会いの素晴らしさについて教えてくれました。「どうやったら遠くにキックができる?」という技術に関する質問には、「楕円形のボールは難しいから、まずはサッカーボールの芯を捉えるような練習がおすすめ」と五郎丸さん。「技術を磨くのも体を大きくするのも、魔法はない。日々の小さな積み重ねが大切です」とのアドバイスに、子どもたちはじっと耳を傾けていました。
プレゼントがもらえるジャンケン大会で盛り上がった後は、五郎丸さんと山田選手から子どもたちへメッセージをいただきました。「練習も試合をイメージしながら全力で頑張っていきましょう!」という山田選手には、「ありがとうございました!」と子どもたちのお礼の言葉が返ってきました。五郎丸さんからは「プレー中はどうしてもボールに目が追ってしまいますが、しっかり前を見て、『どこにスペースがあるかな』と確認してください。それができるようになればパスなどのスキルが上がります。君たちは『アサヒ ラグビースクール』の記念すべき第1回目の選手です。この日を忘れず、練習を積み重ねてがんばってください。日本代表としてワールドカップで戦っている姿を楽しみにしています。今日はありがとうございました!」。こうして、今回のラグビースクールは幕を閉じました。

練習後、子どもたちに感想を聞いてみました。「ボールを持ったとき、前のスペースを見ることは知っていたけれど、五郎丸さんのアドバイスで意識するようになった」「もっとラグビーを頑張りたいとやる気が出てきた!」「タックルしてそのまま膝をついて絡んでしまったときに、それは反則だとわかりやすく説明してくれて勉強になった」「山田選手がかっこよくて、『重心が低いから力が強いね』と褒めてもらえてうれしかった」など、みんな興奮気味に話してくれました。

世田谷区ラグビースクール代表の橋本吾郎さんは、「コロナ禍で練習ができない経験もした子どもたちは、本当にこの日を楽しみにしていました。五郎丸さんと山田選手には子どもたちの目線に立って指導していただき、さすがだと思うと同時に、こうした機会をいただいたことを改めて感謝しています」とお話しくださいました。

指導を通じて子どもたちと「気持ち高まる瞬間」をともにした五郎丸さん。「小学生はラグビーを楽しむことをベースに、基本スキルを磨くことが大事になります。世田谷区ラグビーチームの子どもたちはその基本スキルが非常に高く、驚きました。私自身、とても楽しかったし、これから1年間、全国各地を周り、どのような選手と出会えるのか、本当に楽しみにしています」と話してくださいました。

練習風景 練習風景 練習風景 練習風景