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ニュースリリース

2025年1月20日
アサヒビール株式会社

“ひとり家飲み”に新たな価値を提供する没入型体験アプリ
「Vision Brew Journey」を開発、テスト展開を開始
Apple Vision Pro専用アプリで非日常空間を提供、ひとり家飲みのエンタメ化を実現

アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 松山一雄)は、 “ひとり家飲み”に新たな価値を提供する没入型体験アプリ「Vision Brew Journey」(ビジョン ブリュー ジャーニー)を技術パートナーである株式会社OnePlanet(代表取締役 村上智彦 / 以下、OnePlanet)と開発しました。事業展開を目指し、2月7日(金)から2月11日(火)に渋谷で開催されるXRアート/カルチャーの祭典「NEWVIEW FEST 2024」※1での体験会を実施します。

「Vision Brew Journey」は高度なAR/VR技術と空間オーディオを活かしたApple Vision Pro※2専用アプリで、利用者が日常を忘れてリラックスしたひとときを過ごせるように設計しています。“ひとり家飲み”体験に没入型テクノロジーを活用することで、家飲みのマンネリ解消や、お酒を楽しむ新たな消費者体験を提案します。
 テスト展開では「NEWVIEW」を含めて、25年内にApp Storeで販売しアプリの受容性を測ります。没入感を高める要素や追加シーンの開発を進め、将来的には事業展開を目指します。

  • ※1:3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓するプロジェクト/コミュニティNEWVIEWが主催するXR(AR/MR/VR)技術の展示イベント。2024年度は新たに「空間コンピューティング」もテーマに追加されています。
     https://newview.design/newview-fest-2024/
  • ※2:Appleが初の空間コンピューターとして2024年6月に発売した複合現実ヘッドセット型コンピューター。三次元の空間をインターフェースとして利用するデバイス。
没入型体験アプリ「Vision Brew Journey」イメージ
没入型体験アプリ「Vision Brew Journey」イメージ

開発背景

家庭内でお酒を楽しまれる方は多くいる一方で“ひとり家飲み”は単調になりやすく、新鮮味に欠けるといった声があります。これに対し“ひとり家飲み”を「特別な体験」に変える方法を模索してきました。五感による新しい付加価値を創出することに着目し「お酒をただ飲む」だけでなく「お酒とともに楽しむ環境」を提供することで、より豊かなライフスタイルを提案することを目指しました。
 Apple Vision Proが提供する最先端の空間コンピューティング技術と高いユーザーインタラクションの可能性に着目し、これを活用することで家庭内での非日常的な体験を目指しました。実現に当たっては、アサヒビールの長年培ってきた飲料文化への知見と、OnePlanetが強みとする先進的なAR技術と空間ベースのUXデザインの融合により実現しました。

「Vision Brew Journey」について

  • 部屋の照明や飲む場所、BGM音響など実際の部屋では手軽に実現しづらい「ひとり家飲み向けの部屋の環境」をカスタマイズすることを提案するアプリです。
  • コンセプトは“「ここ」にいながら「どこか」へ旅立つ感覚”で、利用者がお酒を楽しみながらリラックスできる環境を構築しました。
  • Apple Vision Proを装着し、アプリを起動すると、森の中の風景やたき火などを本物のように再現した空間が展開されます。高精度な映像と高音質な演出音によりまるでキャンプに来たかのような没入体験ができます。
  • 家にいながらもキャンプに来ていると感じられる“ひとり家飲み”にぴったりな空間で、リラックスした状態でお酒を楽しむことができます。キャンプは、観光地や非現実的な風景ではなく“少し手が届きそうだけど実現しにくい身近な非日常”をコンセプトに選定しました。
  • 視線操作のため手元が自由に使えることに加え、手元を確認できる機能が装備されており、Apple Vision Proを装着したまま飲食が可能です。
  • 今後は様々なシチュエーションを開発予定で、例えば昭和レトロな居酒屋、都会の夜景や海辺のリゾート、暖炉のある部屋など、より多彩な“ひとり家飲み”空間を提案し、新しい消費体験の幅を広げていきます。