福岡県・福岡ソフトバンクホークスと連携し、使い捨てプラスチックごみ削減
選手が使ったバットを一部使用した「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス」を刷新
アサヒビール株式会社九州統括本部(拠点 福岡県、本部長 中村哲三)は福岡県と福岡ソフトバンクホークス株式会社と連携し、使い捨てプラスチックごみ削減の推進に取り組んでいます。グループ会社であるアサヒユウアス株式会社が開発したエコカップ「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス」第3弾とビールをセットにし、4月2日から販売開始します。
今回の取り組みについて
- リニューアルした「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス」と当社ビールのセットを2,400円(税込)で3,000セット限定で販売します
- 4月2日以降、福岡ソフトバンクホークス主催の試合で販売します。販売場所は福岡PayPayドーム内の当社ワゴンです
- 再度注文する際、「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス」があれば当社のビールを通常価格から100円引いた価格で購入できます
「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス」について
- 第3弾では、ベースとなる「森のタンブラー」をリニューアルし、原材料や厚みを変更しました。従来使用していた新規プラスチックの代わりにリサイクルポリプロピレンを新たに採用し、リサイクル素材100%使用が実現しました。リサイクルポリプロピレンは株式会社メニコンのコンタクトレンズの工場で発生する未利用の端材を原料としています。また、球場でタンブラーを利用したお客さまの声を生かし、これまでの厚みと比べ約1.7倍厚くしたため、カップが割れにくくなりました。タンブラーの表面には、福岡ソフトバンクホークスの2024年度のスローガン「VIVA(ビバ)」を印字しています
- 「森のタンブラー」は、“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨て”しない飲料容器として2019年に開発したリユースできるエコカップです。ビールを注ぐ場合、木材の植物繊維由来の細かな凹凸がきめ細やかな泡をつくるため、ビールをよりおいしく楽しむことができます
- 「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス」は、福岡ソフトバンクホークスの選手が練習や試合で使用し、折れてしまったバットの中身を一部使用しています。バットについては、ゼット株式会社、株式会社エスエスケイ、株式会社久保田運動具店、アンダーアーマー、ローリングスジャパン合同会社にご協力いただきました
「森のタンブラー」を取り扱うアサヒユウアスは、アサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する会社として2022年に設立しました。「森のタンブラー」のほか、リキャップして持ち運びができる飲料容器「森のマイボトル」、廃棄されるコーヒー豆やパンの耳などの未利用素材を原料にしたサステナブルクラフトビールなどサステナブルな商品・サービスの開発に取り組み、地域の社会課題解決を目指しています。
今回の使い捨てプラスチックごみ削減の取り組みは、アサヒビールと福岡県が2021年に締結した包括提携協定の取り組みの一環としてスタートしました。本取り組みによって2023年は約170kg(約16,000杯分)の使い捨てプラスチックカップ削減及びCO2約1,100kgを削減しました。本年も福岡ソフトバンクホークスと連携し、福岡県が推し進める使い捨てプラスチックごみ削減の取り組みを後押ししていきます。
アサヒグループでは、福岡県や他企業と力を合わせ、地域に密着した取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献します。