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ニュースリリース

2024年3月1日
アサヒビール株式会社
株式会社テーブルクロス

アサヒビール×テーブルクロス
訪日外国人向けの上質な飲食体験の提供に向けて協業強化

アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 松山一雄)と株式会社テーブルクロス(本社 東京、社長 城宝薫)は、訪日外国人向けの上質な飲食体験の提供に向けて3月1日から共創パートナーとして協業した取り組みを強化します。テーブルクロスが運営する欧米豪の富裕層をターゲットにした訪日外国人向けグルメプラットフォーム「byFood.com(バイフードドットコム)」を活用した飲食店の予約支援や“アルコールツーリズム”の提供を通じて、日本ならではの飲食文化の情報発信に取り組みます。

「ByFood.com」は、事前に行き先や旅程を決める段階の「旅マエ」に英語で日本の飲食文化やトレンドといった情報を収集できるメディアとしての機能、旅行中の「旅ナカ」での食体験や飲食店の予約サイトとしての機能、帰国した後の「旅アト」に日本食の購入ができるECサイトとしての機能を持つなど、訪日外国人旅行客のための一気通貫型グルメプラットフォームです。今回、全国に数多くの飲食店の取引先を持つアサヒビールがインバウンドニーズに合致した店舗を紹介し、「byFood.com」の特設ページへ掲載することで、外国人観光客の誘引を図ります。アサヒビールが持つ外食の知見とテーブルクロスの訪日外国人のインサイトを捉えた商品企画・プロモーションを掛け合わせることで、日本の資源である「食」に関する上質な体験を提案します。
 「ByFood.com」からの予約・購入による手数料や広告費の一部は、世界中の子どもたちの給食費に充てられます。本取り組みを通じて、持続可能な社会の実現にも貢献します。

アサヒビールとテーブルクロスはこれまでにも、日本ならでは飲酒文化や代々引き継がれる老舗飲食店の伝統などを紹介する動画※1を共同制作し、欧米を中心に登録者数が15万人を超えるYouTubeチャンネル「Japan by Food」(テーブルクロス運営)で配信しました。動画の視聴者からは「日本の飲食文化をもっと知りたい」「こんなツアーがあったら是非参加したい」などの声があり、今後は、飲食店を巡るガイド付きのツアーなどの企画も実施予定です。
 また、北海道・余市での「アルコールツーリズム」推進に向けて、ニッカウヰスキー余市蒸溜所や飲食店を巡る動画※2 の配信通じて地方誘客促進を図りました。本年はこの取り組みを拡大し、日本全国で「持続可能な観光」「消費額拡大」を目指します。

訪日外国人客数は、円安などの影響もあり急速に回復し、2024年は過去最高の3,310万人(前年比131%)が訪日すると推計※3されています。また、訪日外国人の消費動向は物品の購入を楽しむ“モノ消費”から、旅先でさまざまな体験をする“コト消費”に移りつつあり、商品・サービスの高付加価値化が求められています。今回、両社の連携による訪日外国人向けの上質な飲食体験の提供を通じて、コロナ禍からの回復傾向にある業務用市場のさらなる活性化を目指すとともに、全国各地の魅力ある飲食店や文化を紹介し地方分散型観光を推進することで、持続可能な観光・地域活性化に貢献します。

  • ※3:

    JTB調べ