飲めない人の視点から新文化創造に挑戦 『スマドリバー渋谷』
第15回日本マーケティング大賞でグランプリを受賞
スマドリ株式会社(本社 東京、社長 東奥智久)は、公益社団法人日本マーケティング協会主催「第15回 日本マーケティング大賞」において「飲めない人の視点から新文化創造に挑戦 『スマドリバー渋谷』」が最高賞となるグランプリを受賞しました。
「日本マーケティング大賞」のグランプリは、総合的に周到なマーケティング計画のもと、市場へのインパクト、独自性、ブランド定着性など、目覚ましい成果を上げたプロジェクトが選定されます。スマドリは「社会価値」と「経済価値」の両立を目指し、“新しい飲酒文化の共創”に挑戦すべく、2022年6月に『スマドリバー渋谷』をオープンしました。今回、飲めない人のインサイトに徹底的にこだわったメニューやサービスを提供するなど、“お酒を「飲める」人と「飲まない/飲めない」人が一緒に楽しめる社会”の実現への取り組みが評価されました。
『スマドリバー渋谷』の概要
『スマドリバー渋谷』は、“お酒を「飲める」人と一緒に安心して楽しみたい”というお酒を「飲まない/飲めない」人の声から生まれたバーです。「飲めない自分のままでいい。飲めても飲めなくても、みんな飲みトモ。」というコンセプトに基づき、アルコール分0%、0.5%、3%の100種類以上のドリンクから自分の体質や好みに合ったドリンクを選ぶことができます。2022年6月のオープン以降、20代以上のZ世代を中心としたお客さまが来店し、「ドリンクの選択肢が圧倒的に少ない」という飲めない人が抱える不満を解決するだけでなく、お酒を飲む人が、お酒を飲めない人を連れてくるなど、お酒を「飲める」人と「飲まない/飲めない」人が一緒に楽しめる場を創出しています。
渋谷区の外郭団体である一般社団法人渋谷未来デザイン(代表理事 小泉秀樹)と共同で取り組む『渋谷スマートドリンキングプロジェクト』を通じて、企業や大学と連携し、適正飲酒啓発セミナー・各種ワークショップ・情報発信イベントを実施することで、渋谷区の社会課題解決や飲み方の多様性を尊重し合える社会の実現に取り組んでいます。
日本マーケティング大賞について
『日本マーケティング大賞』は、厳しい経済環境の中でも、企業・自治体・団体等の組織における新しいマーケティングやコミュニケーションの手法、もしくはビジネスモデルの開発を積極的に促すことで、消費者の生活の向上と経済・社会の活性化に資する活動を奨励し、マーケティングのプレステージを高めることを目的として2009年から実施されています。第15回目となる本年は、日本の市場が成熟化する中で、成長につながる創意工夫が凝らされたプロジェクト総数100件がエントリーし、厳選な審査の中から受賞企業が選出されました。