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ニュースリリース

2022年1月28日
アサヒビール株式会社

アサヒビールと筑波大学が
不適切な飲酒の課題解決に関する共同研究契約を締結

アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)は不適切な飲酒の社会課題解決を目指し、2022年1月25日に筑波大学と共同研究に関する契約を締結しました。本年4月より同大学が開設する健幸ライフスタイル開発研究センターを拠点にして研究を開始します。

今回の取り組みは、酒類を扱う企業として不適切な飲酒の撲滅に努め、酒類文化の健全な発展を目指すアサヒビールと、アルコール関連問題対策に取り組むことで社会貢献を目指す筑波大学が、不適切な飲酒の課題解決に向けて共同研究を行うものです。アルコール関連問題対策の第一人者である筑波大学の吉本尚准教授(所属:医学医療系地域総合診療医学)の研究グループと互いの知見や強みを生かして、多量飲酒など不適切な飲酒の社会課題に対する、科学的根拠に基づいた取り組みを進めていきます。

筑波大学は健幸ライフスタイル開発研究センターを本年4月に開設し、身体的持久力や脳疲労などの心身の健康に関する基礎研究や、健康障害・QOLと飲酒様式等に関する研究を推進し、科学的根拠に基づいた、より良いライフスタイルの創生を目指します。そのセンターを拠点として、アサヒビールを含む複数の団体が共同研究の形で参画する予定です。

アサヒグループは、豊かな社会の実現に向けて「アサヒグループ サステナビリティ基本方針」に則って、「環境」「人」「コミュニティ」「健康」「責任ある飲酒」の5つの重要課題を選出し、取り組みを進めています。「責任ある飲酒」においては、不適切な飲酒の撲滅と新たな飲用機会の創出に努めています。アサヒビールは、飲む人も飲まない人もお互いが尊重し合える社会の実現を目指すため、「スマートドリンキング(飲み方の多様性)※」を2020年12月から提唱しています。この考え方に基づき、2021年は主な商品に含まれる純アルコール量(g)をホームページ上に開示し、商品パッケージへの表記も順次開始しました。また、適正飲酒を促すための動画コンテンツを制作したほか、全従業員に向けた社内研修を実施し、社内外の啓発に取り組みました。今回、筑波大学と共同研究を開始することで不適切な飲酒の撲滅のさらなる推進と、酒類文化の健全な発展を目指し、持続可能な社会の実現に貢献します。

「スマートドリンキング」とは、お酒を飲む人・飲まない人、飲める人・飲めない人、飲みたい時・飲めない時、あえて飲まない時など、さまざまな人々の状況や場面における“飲み方”の選択肢を拡大し、多様性を受容できる社会を実現するために商品やサービスの開発、環境づくりを推進していくことです。