ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
約5億円を設備投資し、アサヒビール吹田工場に
脱アルコール製法の蒸留設備を新設
〜『アサヒビアリー』などの脱アルコール商品の製造能力を2倍に増強〜
アサヒビール株式会社(本社:東京、社長:塩澤賢一)は、約5億円を設備投資し、アサヒビール吹田工場(大阪府吹田市)に脱アルコール製法の蒸留設備を新設します。本年9月下旬から着工し、12月から製造を開始する予定です。設備新設により、『アサヒ ビアリー』などの脱アルコール商品の製造能力は従来の2倍となります。
脱アルコール製法は、ビールを醸造した後に低温蒸留によってアルコール分をできるだけ除去する製造手法で、ビール特有の「発酵由来の複雑な香気成分」を残すことで、ビールらしい本格的な味わいのビールテイスト飲料の製造が可能となります。この脱アルコール製法を採用して製造する商品の第1弾として、アルコール度数0.5%の“微アルコール”ビールテイスト飲料『アサヒ ビアリー』を、3月30日に首都圏・関信越エリアの1都9県で先行発売し、6月29日から全国で発売します。先行発売しているエリアでは「飲用後の満足度」「継続飲用意向度」の数値が高く「今までのノンアルとは味が違う」「こういった商品が欲しかった」といった評価をいただき、ビールのようなうまさを楽しめてちょっと心地いい“微アルコール”という新しいカテゴリーの提案に対して好意的な反響があります。
アサヒビールは、グループ理念“Asahi Group Philosophy”の実現のために設定したマテリアリティの1つである「責任ある飲酒」を推進し、飲む人も飲まない人もお互いが尊重し合える社会の実現を目指すため、「スマートドリンキング(飲み方の多様性)※」を提唱しています。今回、脱アルコール製法の製造能力を強化することで『アサヒ ビアリー』、6月29日から首都圏・関信越エリアの1都9県で発売する『アサヒ ビアリー 香るクラフト』に加えて、脱アルコール製法を活用した新たな商品を展開していくことで、お客さまがそれぞれ自分のペースで心地よい時間を楽しめる選択肢を拡大し“期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造”を目指します。
※「スマートドリンキング」とは、お酒を飲む人・飲まない人、飲める人・飲めない人、飲みたい時・飲めない時、あえて飲まない時など、さまざまな人々の状況や場面における“飲み方”の選択肢を拡大し、多様性を受容できる社会を実現するために商品やサービスの開発、環境づくりを推進していくことです。