ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
地球にやさしい「森のタンブラー」 地域と連携した取り組み
熊本市のプラスチックごみ削減を目指して 限定デザインの「森のタンブラー」が登場
熊本市を拠点とする4つの団体とともに4月から“使い捨て”しない飲料容器を提案
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)はエコカップ「森のタンブラー」を活用し、地域と連携した環境負荷低減の取り組みに力を入れています。4月1日(木)から、熊本市内で開催されるスポーツの試合会場やイベント会場で「森のタンブラー」が採用されます。使い捨てプラスチックカップの代わりに“使い捨て”しない飲料容器を提案することで、熊本市のプラスチックごみ削減を目指します。
今回の取り組みは、熊本市の令和3年度ワンウェイプラスチック削減・バイオプラスチック利用促進事業の一環です。熊本市の呼びかけで、サッカークラブ「ロアッソ熊本」、男子バスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」、女子バレーボールチーム「フォレストリーヴズ熊本」、「フェアトレードシティくまもと10周年記念事業実行委員会」が連携して、それぞれの試合会場やイベント会場で「森のタンブラー」を販売することで、使い捨てプラスチックカップの削減に取り組みます。今回展開するタンブラーは、取り組みに賛同する4つの団体のロゴと、熊本市が作成した「Kumamoto for SDGs」のロゴを表面と裏面に印字しています。
<「森のタンブラー」について>
- ・「森のタンブラー」は、“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨て”しない飲料容器としてアサヒビールとパナソニックが共同開発したエコカップです。
- ・間伐材などの木材から精製したパルプを主原料としている「高濃度セルロースファイバー成形材料※1」を原材料として使用しており、廃棄する際にも紙製品として分類することができ、プラスチックごみ削減への寄与を期待できます※2。
- ・2019年7月から「森のタンブラー」のテスト販売を開始しました。2020年は、「森のタンブラー」の新たなラインアップとして、アサヒビールが広島県に所有する社有林「アサヒの森」の間伐材を原材料とした「森のタンブラー HINOKI」と、グループ会社であるアサヒビールモルト(株)の副産物(加工する際に発生する廃棄物)である焙煎麦芽粉末を原材料とした「森のタンブラー MUGI」をそれぞれ発売しました。
- ・現在、「森のタンブラー」は、ECサイト「森タン公式ショップ」をはじめ、パナソニックミュージアム、RELIFE STUDIO FUTAKO(リライフスタジオ フタコ)、パナソニックセンター大阪、ふたこビール醸造所などで販売しています。
CO2排出量増加による気候危機および海洋プラスチック問題といった社会問題に対応するため、欧州やアジア各国を中心に、使い捨てプラスチック容器を禁止する法規制が広がっています。日本でも、2020年7月よりプラスチック製買物袋の有料化が全国で実施され、使い捨てプラスチック問題への関心がさらに高まっています。
アサヒビールは、「森のタンブラー」を、日本における脱・プラスチックの取り組みにおけるモデルケースとして、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、アサヒグループが掲げる“楽しい生活文化の創造”を目指します。。
※1:本材料はナノ〜マイクロに微細化されたパルプ成分を含有する新開発の樹脂となります。
※2:自治体の分別排出ルールに従ってください。
- ■ 「森のタンブラー」公式 SHOP https://mori-tan.stores.jp/
- ■ Future Tide https://futuretide.jp/