ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
2020年9月10日
アサヒビール株式会社
地球にやさしい『森のタンブラー』新たな産学連携の取り組み
アサヒビール株式会社
地球にやさしい『森のタンブラー』新たな産学連携の取り組み
9月14日(月)から天王洲の飲食店でサブスクリプションサービスをテスト展開
9月27日(日)から麻布大学の学生とSC相模原の試合で販売
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)は、パナソニック株式会社と共同開発した世界初※のエコカップ『森のタンブラー』の飲食店でのサブスクリプションサービスのテスト展開や、SC相模原の試合での販売を実施します。使い捨てプラスチックカップ削減を促進し、持続可能な社会の実現に向けての取り組みを加速させます。
※:「高濃度セルロースファイバー成形材料」を活用したエコカップとして世界初(当社調べ)
①天王洲の飲食店でサブスクリプションサービスをテスト展開
- ・9月14日(月)〜10月30日(金)、天王洲の複合施設TENNOZ Rim内の飲食店KITEN TOKYOで、『森のタンブラー』をマイカップとして活用したサブスクリプションサービスをテスト展開します。サービスは期間内の平日、カフェタイムからバータイム(15:00〜22:00)中に、イートインでもテイクアウトでも利用可能です。
- ・最初に『森のタンブラー』と『森タンの帽子(フタ)』と『森のタンブラー用 オリジナルネックストラップ』を5,000円(税抜き)で購入します。マイカップとして『森のタンブラー』をお持ちいただくと、対象のドリンク(アルコール飲料またはソフトドリンク)もしくはフードを1日1品、『森のタンブラー』に入れて提供します。
- ・タンブラーの蓋の裏面には個別QRコードを印字しています。店頭で読み取ることで、『森のタンブラー』の使用回数および使い捨てカップ削減数を確認できます。環境への貢献度を見える化することで、お客様に消費行動の変化を促します。アサヒビール(株)は、マイカップを用いたサブスクリプションによる削減効果を検証することで、今後の使い捨てカップ削減の取り組みに生かしていきます。
- ・複合施設TENNOZ Rimは、パナソニック(株)の築古ビルをリノベーションし、地域活性化を目指した複合施設です。文化・アートの発信基地として近年注目を集める天王洲エリアでの使い捨てカップ削減の実証実験を通して、将来のモデルケースとなる取り組みを推進していきます。
②麻布大学の学生とSC相模原の試合で販売
- ・麻布大学 生命・環境科学部 環境科学科の学生を中心とした有志グループとの取り組みの一環で、同大学がクリーンパートナーとして協賛しているSC相模原の試合において、9月27日(日)から『森のタンブラー』を販売します。
- ・今回の取り組みは『森のタンブラー』を活用し、“脱・使い捨て”を社会に浸透させるコト(体験)・モノ(商品)の提案を、学生の有志グループが行うものです。学生の発案により、SC相模原のマスコットキャラクター「ガミティ」を印刷した『森のタンブラー』を販売します。より多くの観戦者にご購入いただくために、かき氷やソフトドリンクを『森のタンブラー』に入れたセット販売も行う予定です。
- ・販売の際には、麻布大学の学生と相模原市役所 政策課SDGs推進室が連携し、脱・使い捨てプラスチックの啓発ブースを設置し、家族で楽しみながら学習できる企画を実施します。
<『森のタンブラー』について>
- ・『森のタンブラー』は、アサヒビール(株)とパナソニック(株)が共同で、パナソニック(株)の開発した「高濃度セルロースファイバー成形材料」を活用した世界初のエコカップです。
- ・昨今の海洋プラスチック問題や石油資源の枯渇、地球温暖化などの環境問題により、プラスチック使用量の削減が世界的に求められています。このような中、両社は、使い捨てという消費行動自体を変革することに着目し、使い捨てしない飲料容器として『森のタンブラー』を開発し、2019年7月から小ロットでのテスト販売を開始しました。
- ・2019年は、企業・行政・消費者団体と協業し、「GAMBA EXPO 2019」「B-1グランプリ in明石」「つくばクラフトビアフェスト2019」などの様々なアウトドアイベントで累計約1万個を展開しました。これにより、使い捨てプラスチックカップを約3万個削減したと見込むと、プラスチックゴミが約0.3t、CO2が約2.1t削減された計算となります。
- ・現在、『森のタンブラー』は、ECサイト「森タン公式ショップ」をはじめ、二子玉川 蔦屋家電2階「RELIFE STUDIO FUTAKO(リライフスタジオ フタコ)」、ベータ(b8ta)新宿マルイ、パナソニックセンター大阪、ふたこビール醸造所などで販売しています。
CO2排出量増加による気候危機および海洋プラスチック問題といった社会問題に対応するため、欧州やアジア各国を中心に、使いてプラスチック容器を禁止する法規制が広がっています。日本でも、本年7月よりプラスチック製買物袋の有料化が全国で実施され、使い捨てプラスチック問題への関心がさらに高まっています。
アサヒビール(株)は、『森のタンブラー』を、日本における脱・プラスチックの取り組みにおけるモデルケースとすべく、産学連携を通して、継続的に使用いただく仕組みの構築に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、アサヒグループが掲げる“楽しい生活文化の創造”を目指します。
- ■ “森のタンブラー” 公式 SHOP https://mori-tan.stores.jp
- ■ Future Tide https://futuretide.jp/