ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
ノンアルコールビールテイスト飲料『アサヒドライゼロ』の製造に
グリーン電力(再生可能エネルギー)を新たに活用拡大!
2020年のグリーン電力契約量は2,000万kWh超へ拡大、
『アサヒスーパードライ』等と合わせて年間約9,300tのCO2削減
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)は、日本自然エネルギー株式会社(本社 東京、社長 福田敦)と契約し活用している「グリーン電力」※1を新たにノンアルコールビールテイスト飲料『アサヒドライゼロ』(缶350ml)の製造に活用を拡大します。
アサヒビールは、2009年4月に食品業界で初めて製品【『アサヒスーパードライ』(缶350ml)及び「ギフトセットのビール類」】の製造にグリーン電力を活用、再生可能エネルギーの普及拡大や気候変動対策への取り組みに繋げてきました。
新たに2020年1月下旬製造分からの『アサヒドライゼロ』(缶350ml)に活用することで、2009年から取り組んでいる『アサヒスーパードライ』(缶350ml)等と合わせて、2020年のグリーン電力契約量を約2,015万kWh(前年比119%)へ拡大し、そのCO2削減量は約9,300tとなる見込みです。
『アサヒドライゼロ』(缶350ml)の缶体及び6缶パック用包装資材には、グリーン電力を活用して製造された製品であることを示す「グリーン・エネルギー・マーク」※2を記載します。
2009年から2019年までの10年間で製品の製造に活用した累計のグリーン電力量は、食品業界として最大となる約2億1千万kWhとなる見込みであり、これは一般の家庭が1年間で使用する電力の約4万7千世帯分※3相当となります。また、『アサヒスーパードライ』(缶350ml)に換算すると約140億本となり、CO2削減量に換算すると累計で約10万t※4、杉の木約700万本相当のCO2吸収量※5になります。
また、アサヒビールが活用しているグリーン電力は、主に木材チップ等の“自然の恵み”を燃料としたバイオマス発電によるものであり、『アサヒスーパードライ』や『アサヒドライゼロ』をお客様に購入していただくことによって、森林の保全につながります。
アサヒグループでは、2019年1月より新経営理念「Asahi Group Philosophy」を施行し、行動指針の一つとして、「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。持続可能な社会への貢献を目指し、2019年2月に「アサヒグループ環境ビジョン2050」を策定しました。
その中で、気候変動に関する中長期目標「アサヒ カーボンゼロ」を設定して、2050年に温室効果ガス排出量「ゼロ」を目指し、2030年に30%削減(2015年比)を目標としています。
アサヒビールでは、“自然の恵み”を享受しながら2050年までに事業活動における環境負荷「ゼロ」に向けて、今後も再生可能エネルギーの活用や、省エネルギーを推進し、CO2排出量削減に貢献していきます。
- ※1)アサヒビールが2009年から製品の製造に活用しているグリーン電力は「グリーン電力証書システム」の利用によるものです。「グリーン電力証書システム」とは、再生可能エネルギーにより発電された電気の環境付加価値を「グリーン電力証書」という形で取引するものです。証書を保有する企業や団体は、証書に記載されている発電電力相当分の再生可能エネルギーを活用したとみなされる仕組みです。
- ※2)「グリーン・エネルギー・マーク」とは、2008年5月にグリーンエネルギー認証センターが制定したマーク(2018年4月より「一般財団法人日本品質保証機構」に認証事業を譲渡)で、製品の製造時に使用する電力にグリーン電力を活用したことを示すものです。現在、『アサヒスーパードライ』(缶350ml)の缶体・6缶パック用包装資材・外箱及びビール類を使用するギフトセットの外箱に記載されています。
- ※3)1世帯当たり年間電力使用量4,432kWh/年として試算
出典:平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤準備事業報告書(経済産業省/資源エネルギー庁) - ※4)CO2排出係数は電気事業連合会より毎年公表される年度毎の電力排出係数を使用しています。
- ※5)杉の木換算(年間平均CO2吸収量):約14kg/本 出典:地球温暖化防止のための緑の吸収源対策(環境省/林野庁)
【アサヒビール(株)の環境の取り組みについて】 http://www.asahibeer.co.jp/csr/eco/
【関連URL】日本自然エネルギー株式会社 http://www.natural-e.co.jp/